気づいたら、夏なのに、無難なモノトーンやベージュばかり着ていませんか?

大人世代の人気ファッションユーチューバー「ミランダかあちゃん」こと輪湖もなみさん(58歳)は、年齢を重ねたからこそ、鮮やかな色が似合うようになったし、きれいな色は着ると気分も上がります、と言います。
輪湖さんに、大人ならではのきれい色着こなしを教えてもらいました。


きれい色の着こなし方

大人世代だからこそ、きれい色ファッションに挑戦を



「最近気がついたのは、若い頃は気後れしていたような鮮やかな色の服が似合うようになっていること。貫禄が出たのか色に負けることもなく、顔映りも生き生きとします。反対に、くすんだ色の服は老け感が倍増するので手放しました」と、輪湖さん。


毎年「攻めるカラー」を決めるそう。今年は快活なピスタチオグリーンにひかれているとか。ブラウスはボッテガ・ヴェネタ、パンツはザラ

おしゃれが大好きな輪湖さんが長年大切にしているのは、“ドリスヴァンノッテン”や“ジュンヤワタナベ コムデギャルソン”など、パワーのあるデザイナーズ服。


パンツは、大柄で抽象的なパターンが何歳になっても着られる、輪湖さんの夏の定番「ドリス・ヴァン・ノッテン」。ウエストがゴムで楽なのも◎。カットソーはマウジー

「流行に関係ないデザインのものは、10年着ても古くなりません」

●ベーシックなアイテムは毎年買い替え



一方、なんにでも合わせられるシンプルなTシャツやデニムなどは、毎年必ず買い換えます。
「毎日使うベーシック服こそ、シルエットや着丈に『その年らしさ』が現れるんです。土台となるベーシックを更新することで、昔買ったアイテムも今の雰囲気で着られるようになりますよ」

●アクセサリーで印象を変化させる




「服は同じでもアクセサリーで印象を変えられます」と輪湖さん。
こちらは愛用するヴィンテージのコスチュームジュエリー。今のものにはないセンスに刺激を受けることも。

ベースアイテムは手に入れやすいもので今年らしさを、そこにパワーのある色や柄、アクセサリーを合わせれば、大人のおしゃれが完成! 今すぐ、クローゼットにきれいな色をたしてみませんか?

輪湖さんのこれ以外の着こなしをはじめ、大人のワクワクするおしゃれが満載のムック『これからの私が似合う服 春夏
』(扶桑社刊)が絶賛発売中。ぜひ大人のおしゃれの参考にしてください。

<撮影/林紘輝 取材・文/ESSEonline編集部>

●教えてくれた人
【ミランダかあちゃん(輪湖もなみさん)】



1962年生まれ。大手アパレル企業に勤務したのち独立。現在は大人世代向けのファッションブランド“JUST JOY”などのプロデュースを務めるほか、ブロガー、ユーチューバーとして活躍。