京都の老舗料亭のスイーツが話題! 『六盛』の「名物スフレ」を食べてきた
食楽web
京都らしい雰囲気あふれる佇まいのお店で、京料理が堪能できる『六盛(ろくせい)』をご存知でしょうか?
120年以上の歴史を誇る本格京懐石の老舗料亭ですが、店内にはカフェコーナー「茶庭(さてい)」を併設しており、名物の「スフレ」がSNSや雑誌で大人気! 京都旅行のカフェ休憩にピッタリのお店なのです。
そんな『六盛』は、平安神宮のすぐそばにあります。店内では、季節の京懐石を小さな桶に盛り合わせた「てをけ弁当」をはじめとする本格的な京料理が味わえるのですが、店構えはいかにも「THE京都の老舗料亭!」という感じでちょっと緊張……。しかし一歩入れば、カジュアルな感覚で利用できるので、若い人にこそ立ち寄ってもらいたいですね。
お店に入ってカフェ利用の旨を伝えて通されたのがこちら。京都らしい落ち着いた空間でスイーツが食べられるなんて、とても贅沢な気分に浸れます。
メニューを見ると、スフレを発見。「プレーン」味であればドリンク付きのお得なセットにできるということで、オーダーしてみました。
焼き上がりまでにかかる時間は25分。その間にカフェスペースに面した中庭を見つつ、京都旅行のこれまでの思い出や今後の予定などを話しているとあっという間です。むしろ旅行ならではのゆったりとした時間が過ごせますよ。
フワモコ! 六盛名物の「スフレ」とご対面
「スフレ バニラ」825円(ドリンクセットの場合は1320円)
お待ちかねのスフレが到着。見て下さい、このはみ出しっぷり! ココット皿からあふれて焼き上がっています。このインパクトたっぷりの可愛いビジュアルがSNSの人気の秘訣ですね。
食べるのがもったいないくらいに見事に膨らんでいるスフレですが、出来立てが一番美味しく、時間がたつとしぼんでしまうので、なるべく早く召し上がりましょう。
まずは付け合わせのソースを入れるために、スフレの中央に穴をあけます。
開けた穴に軽く混ぜ合わせたソースを流し込めば、食べる準備が完了です。
それではスプーンですくって、いただきます。上品な甘さの生地は、雲のように軽くてフワッフワ。焼き立てだからこそ味わえる食感です。
そこに付け合わせのソースの甘みと風味がプラスされ、贅沢さが一層アップしていました。ちなみに六盛のスフレは今回注文したプレーン以外に、抹茶などバリエーションも豊富なので、一緒に訪れた人と食べ比べしてみるのもいいかも。
京料理がメインの老舗料亭で味わう、贅沢な「スフレ」。京都旅行に欠かせない“スイーツ巡り”の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
(撮影・文◎けいたろう)
●DATA
六盛 スフレ&カフェコーナー 茶庭(さてい)
住:京都府京都市左京区岡崎西天王町71
TEL:075-751-6171
営:11:30~15:00(L.O.)
休:月曜(祝日の場合は振替)※12月24日~1月1日はお休み
https://www.rokusei.co.jp/index.php
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。