お肉と野菜たっぷり!macaroni料理家 かりくるの「手羽元のスープカレー」【今日のおうちカレー #7月9日】

お店で知ったおいしさ。手羽元のスープカレー

macaroni料理家 かりくる
栄養士として福祉施設に5年間勤務し、栄養士業務や調理、マネジメント業務に携わった。macaroniでは簡単おつまみや身近な食材で作れるおかず、子供が喜ぶちょっとかわいいレシピを中心に開発中。また、広告案件のレシピ企画やスタイリングも担当。

こんにちは。macaroni料理家のかりくるです。

私が紹介するのは、「手羽元の和風スープカレー」。とろみのある普通のカレーはもちろん、スープカレーも頻繁に作るほど好きなんです。

きっかけは、数年前に人気カレー店「Rojiura Curry SAMURAI.(ロジウラカリーサムライ)」の、深みのある風味豊かなスープカレーに感動したこと。野菜がたくさん摂れるし、さらりとしていて食べやすいのが嬉しいんですよね。

私のレシピでは、おいしい出汁を取るため、またスープの具としても楽しむため、鶏の手羽元を使うのがポイント。手羽元には塩麹を揉み込むことで、やわらかく仕上がるのはもちろん、旨味もプラスされますよ!

〈手羽元のスープカレー〉
調理時間:30分

材料(2人分)

・鶏手羽元……4本
・塩麹……小さじ2杯
・カレー粉……大さじ1と1/2杯
・玉ねぎ……1/2個
・塩……少々
・しょうが(すりおろし)……小さじ1杯
・にんにく(すりおろし)……小さじ1杯
・ケチャップ……大さじ2杯
・水……500cc
・だしの素……小さじ1杯
・塩……適量
・バター(有塩)……10g
・ガラムマサラ……適量
・サラダ油……大さじ1杯
・ごはん……400g
・水菜……10g
・糸唐辛子……適量
・なす……1/2本
・かぼちゃ……30g
・れんこん……10g

コツ・ポイント

骨付き肉でおいしい出汁を取る!

骨付き肉を使うことで、しっかりとおいしい鶏の出汁を取ることがポイント。また、玉ねぎは先に電子レンジで加熱しておくことで、炒める時間を短縮できます。飴色になるまで炒めると、甘みが引き出されて味わい深いスープに♪

カレーは一度冷ますと、さらに味が馴染んでおいしくなるので、お好みのタイミングで召し上がってくださいね。

作り方

1. 玉ねぎを切る

玉ねぎは繊維に逆らって薄切りします。繊維に逆らうと水分が出やすくなり、早く火が通ります。また辛味成分も抜けていき、甘さが際立ちやすくなるんですよ。

2. 手羽元に下味をつける

手羽元は骨に沿って切り込みを入れます。塩麹とカレー粉を揉み込み、冷蔵庫で1時間漬け込みます。時間に余裕があるときは、ひと晩ほど漬け込むのがおすすめです。

3. レンジで加熱する

ボウルに玉ねぎ、塩を入れ、レンジ600Wで5分加熱します。せっかちだから、調理中どこかは時短したい性分です(笑)

4. 具材を炒める

フライパンにサラダ油を引いて熱し、玉ねぎを強火で炒めます。焼き色がついてきたら、弱火にし、にんにく、しょうがを加えて炒めます。ケチャップを加え、水分を飛ばすように炒めます。

5. 煮込む

手羽元を加えて軽く焼いたら、水、だしの素を加えます。ひと煮立ちさせてアクを取り、フタをして弱火で20分ほど煮込みます。

6. 調味する

塩、バター、ガラムマサラ(お好みで)を加え、味を調えて完成です。水菜、糸唐辛子、グリルしたなす、かぼちゃ、れんこんなどお好きな食材を添えて召し上がれ。

アレンジ多彩!万能なスープカレー

ごはんはもちろん、パンとも相性抜群。さらりとしているので、ちょっとした汁物としても活躍します。水を牛乳や豆乳に置き変えてクリーミーさを出したり、気分によって味変したりと、好みに合わせて作ってみてください。

夏の疲れが出てきた、冷房で体が冷えてしまった……そんなときに食べてほしいひと皿です。

文・写真/macaroni料理家 かりくる
企画・編集/macaroni 編集部