いつものお刺身がエスニック料理に!「まぐろとスパイストマトの冷製」【爽快!夏ごはん #2】

いつものレシピに新提案!マグロとスパイストマトの冷製

暑い夏にこそ食べたい、爽やかな料理のレシピをお届けする本連載。第二回は、エスニック感たっぷりの前菜「まぐろとスパイストマトの冷製」を紹介します。

「まぐろのお刺身にはしょうゆ、豚の角煮には八角……そんな定番とはちょっと違った食べ方を提案したく、このレシピを考案しました」と語るのは、東京・祐天寺にあるスパイスレストラン「レカマヤジフ」の郄木シェフ。

「ネパール料理に『カチラ』という、水牛の肉にスパイスと油を加えたユッケのようなものがあります。今回の前菜は、そこからヒントをもらいました」

材料(2人前)

・刺身用まぐろ……1柵(約200g)
・トマト……1個
・玉ねぎ……1/2個
・にんにく……1片
・八角……2片
・クミンパウダー……大さじ1杯
・赤唐辛子……小さじ1杯
・しょうゆ……小さじ1杯
・砂糖……小さじ1/2杯
・オイスターソース……小さじ1/3杯
・塩……少々
・小ねぎ……適量(仕上げ用)
・ねぎ油(サラダ油でも可)……大さじ2杯

作り方(5ステップ)

1. 玉ねぎ、トマト、にんにくをカットして、ミキサーにかける

野菜は、ミキサーがかかりやすい大きさにカットします。細かくなるまでミキサーにかけましょう。

2. 八角と赤唐辛子、油を入れて沸騰させ、調味料を加えて煮詰める

1でペースト状にしたものに、八角、赤唐辛子、油を加えて火にかけます。沸騰したら混ぜ、とろみが出るまで煮詰めましょう。

色が変わって全体的にとろみが出てきたら、塩、砂糖、クミンパウダーを加え、さらに5分ほど煮詰めます。火からおろし、冷ましておきましょう。

3. まぐろをカットして、水気をとる

まぐろを、食べやすく味がなじみやすい2cm角にカットし、キッチンペーパーでしっかり水気を切っておきます。

「味がぼやけないよう、まぐろの水気はしっかり取っておきましょう」

4. 冷ましたソースに、しょうゆ、オイスターソースを加える

冷ましておいたソースに、しょうゆ、オイスターソースを加えて混ぜます。

「味が薄かったら、お好みで塩をひとつまみ入れてください」

5. まぐろとソースを和えて、小ねぎを散らせば完成!

まぐろとソースをしっかり和え、お皿に盛り付けて小ねぎを散らせば完成です。

手軽にアジアン気分!新感覚のおしゃれな前菜

トマトやクミン、八角の風味で一気にアジアン気分!エスニック料理なのに、まぐろとねぎで和も感じる、なんとも不思議でクセになる味わいです。

「まぐろやスパイスをこんな風に使えるんだ、と料理の引き出しを増やしてもらえたらうれしいです!」と語る高木シェフ。おかずやおつまみとしてはもちろん、思い思いのアレンジを楽しむのも良さそうです。

次週16日(金)は「豚ひき肉のスパイス炒め レタス包み」を紹介

次週は、「豚ひき肉のスパイス炒め レタス包み」のレシピをご紹介。スパイシーなひき肉をレタスに包んでさっぱりと。お子さんも一緒に楽しめるひと品です。お楽しみに!

取材・文/島田みゆ
撮影/岡崎慶嗣

取材協力

店舗名:レカマヤジフ
公式SNS:https://www.instagram.com/fujiyama_curry/
電話番号:03-3793-5181
最寄駅:東急東横線 祐天寺駅 徒歩5分
郵便番号:153-0053
住所:東京都目黒区五本木1-6-3
市区町村:目黒区
町域:五本木1-6-3
営業時間:ランチ 11:30~15:00(L.O.14:30)ディナー 17:00~20:00(L.O.19:00)
定休日:月曜日、隔週火曜日