40代でも60代でもマイナス10kgは可能!スルリとやせた人の共通点
やせたい! でもやせない! 量は食べていないのに、毎日歩いているのになかなかやせない。年齢のせいかもしれない…など、ダイエットにまつわる悩みは尽きないもの。しかも自粛生活で以前より太ってしまったという人も多いのでは?
そこで、糖質オフ料理で夫の11kgダイエットに成功し、さまざまな年代のダイエッターたちの健康やせをサポートしてきた、料理研究家でダイエットカウンセラーのおにゃさんに、無理なくスルッと10kgのダイエットに成功した人たちの共通習慣について教えてもらいました。
無理なくやせられた人がやっている3つの習慣(※写真はイメージです)
私が主宰するダイエットプログラムでは、アラフォー、アラフィフ、アラカンの方が多数いらっしゃいます。
「産後からずっとやせられずにいる」「食べていないのにやせない」「年々太ってくる」「体重だけじゃなくて中性脂肪やコレステロール値まで高くなってきた」そんな悩みを抱える方がほとんどです。
20代の頃は、ちょっとくらい暴飲暴食しても少し減量すればやせられましたよね。でも、基礎代謝は歳とともに低下してくるので、若い頃と同じような食生活だとやせなくなっていきます。そしてどんどん太ってしまうのが普通です。
3つのポイントを守り、4か月で10.5kgやせたアラフォーのあやこんさん
でも、アラフォー、アラフィフ、ついでにアラカンでも、体重が増えすぎた今より10kgやせることは可能です。今回は、無理なくやせた人がやっていた、やせ体質をつくる3つのポイントをお伝えします。
え、そんなこと? と思うかもしれませんが、しっかりバランスよく3食食べるのは大事です。
やせにくい人は、「食べなければやせる」という思考が強いので、朝は食べない、昼も夕飯の残りを少し、夜だけガツンと食べていることが少なくありません。そして、食事は抜くのにお菓子はしっかり食べていたり、お菓子は食べないけどお酒は飲んだり…そんな食べ方をする方がすごく多いのです。
こういうタイプは「食べた量は少ない。食べていないのになぜか太る」現象がおきます。実際、過去の私もそうでした…。全然食べてないのにやせない。なんでなんで? と疑問でした(笑)。
食事をきちんと振り返ると、食べた量自体は少ないかもしれませんが、食べたら即太るようなものばかり食べている可能性が高いんです。結局人はなにを食べるかが大事。
バランスのいい朝食例(和食バージョン)。卵・しらすの雑穀米ご飯、具だくさんみそ汁、納豆、ぬか漬け
3食食べたら太ると思われるかもしれませんが、糖質もタンパク質も、ビタミンミネラルも、バランスよく3食食べ、間食や糖質の高いお酒を減らす方がやせるのです。
野菜はお皿いっぱいにのせてたっぷり食べるのがおすすめ。こちらは、具だくさんグリーンサラダ、イワシ缶ディップ、ライ麦パンのセット
「野菜は食べた方がいい」ということは分かっていても、なかなか取れないですよね。外食に行くと分かりやすいのですが、丼物、パスタ、ピザ、ラーメン、うどん、パン、サンドイッチ、ついでにパンケーキ…と糖質中心になりがち。
ちょっとちょっと! 糖質しかないんじゃないの!? ってくらいに糖質ばっかりです。そこで野菜も食べなきゃ…! と思っても、ファミレスでサラダとスープつきのランチセットや定食屋さんで頼む定食のサラダも、葉っぱ3枚とかほんの少し。外食でも家食でも、野菜を意識的に摂取している人は少ないのが現状です。摂取しているつもりでも、なかなか摂取できていないのですよね。
でも、スルスルとやせていく人たちは、毎食必ずボリューム満点の野菜を欠かさず、さまざまな種類の野菜を食べているんです。野菜はビタミンやミネラルが豊富。食べ方はサラダでも、温野菜でも自分が食べやすい方法でOKです。
(※写真はイメージです)
夜にたくさん食べると消化に負担がかかりますし、ため込むだけなので軽めにするのが基本です。でも、その日の食事量や内容によって、夜を軽めにするとお腹が減ってしまうこともしばしば…。
そんなときに間食をすると「お腹が減ったら、遅い時間でも食べる習慣」がつき、どんどん太ってしまいます。これが習慣化されると大変危険です。
スルスルやせた人たちの対策は「とにかく早くに寝る」こと。夜遅くまで起きていると起床時だるくて体調も崩しがちですし、デブホルモンが増えて、やせホルモンが減ってしまいます。シンプルですが、早寝早起きがいちばんです。
一見当たり前のことばかりですが、当たり前のことをしっかりやっている方は、ダイエットの効果が現れやすく、アラフォー、アラフィフ、アラカンでもするりとやせていきました。
日常生活では、常にバタバタしていて当たり前のことができなくなりがちです。私も野菜が不足したり、就寝時間が遅くなったり、生活リズムが狂うことも多々ありますが、なるべく野菜多め、就寝時間早めを意識しています。
ダイエットしていてもなかなかやせない…という方は、まずはぜひこの3つを取り入れてみてくださいね。
●教えてくれた人
料理研究家、ダイエットカウンセラー。「体が重い」と嘆く夫のために糖質オフレシピをつくり始め、半年で11kgやせさせることに成功。その後は公式ブログ「料理研究家おにゃの食べながら痩せて若返るパーフェクトダイエット
」、公式LINE(パーフェクトダイエット
)のほか、やせたい人向けのウエブサービス「3ヶ月で食べながら痩せる、痩せて若返るパーフェクトダイエット」を主宰。アラフォー・アラフィフ女性でも、3ヶ月から半年で10kgやせる女性が続出。近著に『夫もやせた! 糖質オフのダイエットおかず
』『#おにゃ式 糖質オフの「食べてやせる」レシピ
』(ともに扶桑社刊)
そこで、糖質オフ料理で夫の11kgダイエットに成功し、さまざまな年代のダイエッターたちの健康やせをサポートしてきた、料理研究家でダイエットカウンセラーのおにゃさんに、無理なくスルッと10kgのダイエットに成功した人たちの共通習慣について教えてもらいました。
無理なくやせられた人がやっている3つの習慣(※写真はイメージです)
無理なくやせた人がやっていた3つのこと
私が主宰するダイエットプログラムでは、アラフォー、アラフィフ、アラカンの方が多数いらっしゃいます。
「産後からずっとやせられずにいる」「食べていないのにやせない」「年々太ってくる」「体重だけじゃなくて中性脂肪やコレステロール値まで高くなってきた」そんな悩みを抱える方がほとんどです。
20代の頃は、ちょっとくらい暴飲暴食しても少し減量すればやせられましたよね。でも、基礎代謝は歳とともに低下してくるので、若い頃と同じような食生活だとやせなくなっていきます。そしてどんどん太ってしまうのが普通です。
3つのポイントを守り、4か月で10.5kgやせたアラフォーのあやこんさん
でも、アラフォー、アラフィフ、ついでにアラカンでも、体重が増えすぎた今より10kgやせることは可能です。今回は、無理なくやせた人がやっていた、やせ体質をつくる3つのポイントをお伝えします。
●その1:3食しっかり食べた
え、そんなこと? と思うかもしれませんが、しっかりバランスよく3食食べるのは大事です。
やせにくい人は、「食べなければやせる」という思考が強いので、朝は食べない、昼も夕飯の残りを少し、夜だけガツンと食べていることが少なくありません。そして、食事は抜くのにお菓子はしっかり食べていたり、お菓子は食べないけどお酒は飲んだり…そんな食べ方をする方がすごく多いのです。
こういうタイプは「食べた量は少ない。食べていないのになぜか太る」現象がおきます。実際、過去の私もそうでした…。全然食べてないのにやせない。なんでなんで? と疑問でした(笑)。
食事をきちんと振り返ると、食べた量自体は少ないかもしれませんが、食べたら即太るようなものばかり食べている可能性が高いんです。結局人はなにを食べるかが大事。
バランスのいい朝食例(和食バージョン)。卵・しらすの雑穀米ご飯、具だくさんみそ汁、納豆、ぬか漬け
3食食べたら太ると思われるかもしれませんが、糖質もタンパク質も、ビタミンミネラルも、バランスよく3食食べ、間食や糖質の高いお酒を減らす方がやせるのです。
●その2:野菜をしっかり取るようにした
野菜はお皿いっぱいにのせてたっぷり食べるのがおすすめ。こちらは、具だくさんグリーンサラダ、イワシ缶ディップ、ライ麦パンのセット
「野菜は食べた方がいい」ということは分かっていても、なかなか取れないですよね。外食に行くと分かりやすいのですが、丼物、パスタ、ピザ、ラーメン、うどん、パン、サンドイッチ、ついでにパンケーキ…と糖質中心になりがち。
ちょっとちょっと! 糖質しかないんじゃないの!? ってくらいに糖質ばっかりです。そこで野菜も食べなきゃ…! と思っても、ファミレスでサラダとスープつきのランチセットや定食屋さんで頼む定食のサラダも、葉っぱ3枚とかほんの少し。外食でも家食でも、野菜を意識的に摂取している人は少ないのが現状です。摂取しているつもりでも、なかなか摂取できていないのですよね。
でも、スルスルとやせていく人たちは、毎食必ずボリューム満点の野菜を欠かさず、さまざまな種類の野菜を食べているんです。野菜はビタミンやミネラルが豊富。食べ方はサラダでも、温野菜でも自分が食べやすい方法でOKです。
●その3:夜は早寝!
(※写真はイメージです)
夜にたくさん食べると消化に負担がかかりますし、ため込むだけなので軽めにするのが基本です。でも、その日の食事量や内容によって、夜を軽めにするとお腹が減ってしまうこともしばしば…。
そんなときに間食をすると「お腹が減ったら、遅い時間でも食べる習慣」がつき、どんどん太ってしまいます。これが習慣化されると大変危険です。
スルスルやせた人たちの対策は「とにかく早くに寝る」こと。夜遅くまで起きていると起床時だるくて体調も崩しがちですし、デブホルモンが増えて、やせホルモンが減ってしまいます。シンプルですが、早寝早起きがいちばんです。
一見当たり前のことばかりですが、当たり前のことをしっかりやっている方は、ダイエットの効果が現れやすく、アラフォー、アラフィフ、アラカンでもするりとやせていきました。
日常生活では、常にバタバタしていて当たり前のことができなくなりがちです。私も野菜が不足したり、就寝時間が遅くなったり、生活リズムが狂うことも多々ありますが、なるべく野菜多め、就寝時間早めを意識しています。
ダイエットしていてもなかなかやせない…という方は、まずはぜひこの3つを取り入れてみてくださいね。
●教えてくれた人
【おにゃさん】
料理研究家、ダイエットカウンセラー。「体が重い」と嘆く夫のために糖質オフレシピをつくり始め、半年で11kgやせさせることに成功。その後は公式ブログ「料理研究家おにゃの食べながら痩せて若返るパーフェクトダイエット
」、公式LINE(パーフェクトダイエット
)のほか、やせたい人向けのウエブサービス「3ヶ月で食べながら痩せる、痩せて若返るパーフェクトダイエット」を主宰。アラフォー・アラフィフ女性でも、3ヶ月から半年で10kgやせる女性が続出。近著に『夫もやせた! 糖質オフのダイエットおかず
』『#おにゃ式 糖質オフの「食べてやせる」レシピ
』(ともに扶桑社刊)