オムライスやオムライスおにぎりをつくるときや、冷やし中華のトッピングに便利な「薄焼き卵」。きれいにつくりたいけれど、ムラができたり、フライパンからはがすときに破けたり、ちょっと面倒な印象も。

そこで、インスタグラムで発信する神ワザレベルのキャラ弁が人気な、お弁当インスタグラマーのまこつさんに、卵焼き器で簡単につくれる、ムラのないツルッツルの薄焼き卵のレシピを教えてもらいました。


オムライスや冷やし中華にも便利な、ムラなしツルツルの薄焼き卵

茶こしを使えば簡単!ムラなしツルツル薄焼き卵のつくり方



茶こしを使うひと手間だけで、いつもの薄焼き玉子が抜群にツルンときれいにできちゃいます。「卵液を流す前にフライパンを一度冷ます」「弱火で焼く」のポイントを守れば、破れずに焼けてストレスフリーですよ。


●ツルツル薄焼き卵




【材料(薄焼き卵1枚分)】

・卵 1個

・砂糖、塩 各少し

・サラダ油 適量(少なめ)

【つくり方】



(1) 卵1個に砂糖、塩を入れて溶きほぐす。泡立ってしまってもOK!





(2) 茶こししでこす。※みそこしやザルだと目が粗いので、目が細かい茶こしがおすすめ!





(3) 茶こしでこすと、泡もなくなり、滑らかになりました。





(4) フライパン(ここでは卵焼き器を使用。小さめの丸いフライパンでもOKです)を熱して、冷ます用の濡れぶきんを用意しておく。





(5) フライパンを中火にかけ、サラダ油をひく。油はペーパータオルなどを使って薄めにひくのがきれいにできるポイントです。





(6) フライパンをしっかり熱したら、濡れぶきんに置いてジューっという音がなくなりかけるまで待つ。





(7) ジューっという音がなくなりかける直前でフライパンを再度弱火にかけ、(3)の卵液を一気に流し入れる。※火が強いと焦げてしまうので、必ず弱火にしてください。




すべて流し終えるとこんな感じになります。



(8) (7)にふわっとアルミホイルをかぶせる。20秒たったら火を止め、余熱でそのまま2分待つ。




完成! 白身のムラがなくツルツルな薄焼き卵がきれいに焼けました! あとは箸や指を使ってゆっくりはがして、オムライスなどに使用します。


●ツルツル薄焼き卵の使用例




ツルツル薄焼き卵でご飯を包むと、ツルンときれいなオムライスやオムライスおにぎりがつくれます。こちらは「ぴえん」絵文字をイメージしたお弁当。ムラのない薄焼き卵が輝きを放ちます。


こちらは、ハムリボンで飾りつけたオムライス。これを出すと子どものテンションが爆上がりです(笑)。

キャラ弁用の黄色いパーツとしてもいろいろ応用が効くので、茶こしを用いた薄焼き卵のつくり方、ぜひ試してみてくださいね。

●ツルツル薄焼き卵のつくり方を動画でも



今回紹介したツルルツ薄焼き卵のつくり方は動画でも見ることができます。





●教えてくれた人
【まこつさん】



2人の娘をもつ猟奇的弁当職人。企業の商品や人気漫画のキャラクター、話題の人物などを忠実に再現した強烈なインパクトを放つキャラ弁をインスタグラム(@yuko.makotsu
)で発信し話題に。公式YouTube「まこつ 猟奇的弁当職人
」にて制作動画を配信中。著書に『愛と憎しみを込めた旦那への猟奇的弁当
』(KADOKAWA刊)がある。