「TABLE STOCK」は、「災害に備えながら環境にも配慮し、日常的に使いきる、食べきる」というのがコンセプト | 食楽web

 災害時に備えて、保存食は欠かさず家に備蓄しておきたいものですが、保存食にも期限があるので、普段の食事でもおいしく食べられるものを選びたいところですよね。そんなときにぴったりな食品を見つけました。それが「TABLE STOCK(テーブルストック)」の「おいしさにこだわった保存食」シリーズ。現在、ボロネーゼ、ナポリタン、カレーうどん、ほうとうの4種類がラインナップされています。

 このシリーズは、湯煎するだけで、おいしいパスタやうどんを食べられるのが最大の特徴。 出来上がったときに麺のコシが失われないよう、独自のレトルト技術が使われているんです。しかも常温で5年と長期保存ができ、災害食にはもちろん、日常の食事にも取り入れられます。

保存料や合成着色料不使用。パッケージにはバイオマスインクや再生紙を使用するなど、環境への配慮がスゴい。袋のまま温めるので、災害時には貴重な飲料水以外でも湯煎が可能

 また、袋の切り口が2つあり、容器としても利用可能なのもうれしい仕様です。最初は1つ目の切り口を開けて、中身が減ってきた頃に2つ目の切り口を開ければ食べやすくなります。今回は、災害時やアウトドアシーンでも役立つ、TABLE STOCK「おいしさにこだわった保存食」を試食してみましたので、その味わいをご紹介しましょう。

常温で5年保存できる! ゆで汁や廃棄物を出さずに済む優れモノ

「ほうとう」340g(麺90g)、364kcal。単品(648円)

 まずは筆者が一番気になった「ほうとう」をいただきます。さっそく、袋のまま沸騰したお湯の中で3分間温めていきます。このときに1分ごとに袋を裏返すと、偏りなく湯煎できるそう。寒冷地などで温まりづらい場合は、さらに加熱時間を増やしてもOK。

麺とソースと具材が一緒の袋に入っている。湯せんするだけで、手軽にコシのある麺料理を食べられる

 湯煎した袋から中身をお皿に移してみると、しっかりボリュームがあるのがわかります。ほうとうは噛み応えがあり、保存食とは思えないほどもっちもち。麺に味噌仕立てのスープがしっかり絡みます。うーん、美味しい!

 驚くのが、大根やかぼちゃ、さといも、にんじん、しいたけがゴロゴロ入っていること。どれも噛むとやわらかく、大きめカットなのでレトルトっぽさはなし。油揚げにもスープが染みていて最高。味噌のコクがきいていて、スープまで飲み干せるおいしさです。

「ボロネーゼ」320g、624kcal。単品(648円)

 その後、「ボロネーゼ」も作ってみたのですが、こちらも実に美味。弾力のある平打ちパスタで、まるで茹でたてのような食感です。袋から出した時点で、ソースとパスタがよく絡んでいるので、食べやすいのも◎。ひき肉や玉ねぎの入った濃厚なソースなので、ガッツリ食べたいときはこれがオススメです。

「ナポリタン」320g、653kcal。単品(648円)

 パスタなら、ほかに「ナポリタン」もあります。定番の玉ねぎやマッシュルーム、ソーセージ、ピーマンが入っており、具材も充実。ボロネーゼと同様の太麺で、しっかり麺に味が絡んでいます。甘味のあるナポリタンで、子どもでも食べやすい味です。

「カレーうどん」320g(麺100g)、621kcal。単品(648円)

 最後は「カレーうどん」。玉ねぎや油揚げのほかに、鶏肉がごろごろ入っており、食べ応え抜群。だしの風味がきいた、和風仕立てです。ほどよくとろみのあるカレーで、残ったスープも飲めちゃいます。

 パッケージ内でソースやスープが麺に染み込みすぎることなく、作りたてのおいしさが味わえるので、ストックにおすすめです。4種類の中から、好みの味を見つけてみてくださいね。

(取材・文◎嘉陽 桃)

●DATA

TABLE STOCK

https://www.tablestock.net/