夏の風物詩といえば「そうめん」。今年もそうめんの季節がやってきました。コロナ禍による巣ごもりはまだまだ続きそうで、おうちで食べるそうめんの消費量も上がりそうです。

「めんつゆだけで食べるのはもったいない。この夏こそ脱マンネリしましょう」と声を上げるのが、そうめん研究家のソーメン二郎さんです。
ここでは、サバ缶を使ったおいしくて簡単なレシピを教わりました。

ソーメン二郎さんに教わる、サバ缶そうめんレシピ



ソーメン二郎さんは、三輪そうめん発祥の地である奈良県桜井市の三輪そうめん製麺所の家系に生まれ、全国のそうめんを紹介し、新たなレシピをテレビなどのメディアで発信し続けるそうめんの伝道師。

「そうめんの食べ方は無限大です。つゆ・薬味・トッピングの組み合わせで、そうめんのバリエーションは驚くほど増やせます」


●お茶漬けの素そうめん





お茶漬けの素そうめん


【材料(2人分)】

・そうめん 3束

・サバ缶 1/2缶

・大根おろし 4cm分

・お茶漬けの素 2袋

・あごだしめんつゆ 適量

【つくり方】

包装に書いてある表示に従って、そうめんをゆでる。器に盛り、そうめん以外の材料をトッピングして完成。




サバに含まれる栄養素のEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が、ダイエット効果や生活習慣病の予防、脳の活性化に効果があると期待されていますね。この健康食材であるサバ缶が意外にもそうめんとマッチ。
さらにじつは万能食材である、お茶漬けの素をトッピング。しっかりめの夜食にもぴったりです。


●サバとトマトのピリ辛風そうめん







【材料(2人分)】

・そうめん 3束

・カイワレ大根 小さじ1/2パック

・A[サバ味つけ缶1缶 トマトジュース(190ml)1缶 砂糖小さじ1/2 塩小さじ小さじ1/2 ニンニク(きざみ)小さじ小さじ1/2 ラー油小さじ2]

【つくり方】

(1) Aを混ぜ合わせ、冷やしておく。



(2) そうめんは表示どおりにゆで、冷水でもみ洗いして水気をよくきる。



(3) (1)と(2)、根を切ったカイワレ大根を器に盛り、混ぜながらいただく。




ヘルシーでさっぱりおいしい、夏ならではアレンジレシピです。
また、「めんつゆとジャスミン茶を1対1で割ってみてください。ジャスミンの香りを楽しみながらいただけておすすめです」と意外な提案も。

ソーメン二郎さんが監修した『ラク旨! 無限そうめんレシピ
』(扶桑社刊)には、ほかにもさまざまなレシピが掲載されています。「脱マンネリ!」を合言葉に、ぜひみなさんのご家庭でお楽しみください。

●教えてくれた人
【ソーメン二郎さん】



そうめん研究家。そうめん復権活動として全国のそうめんを紹介し食べ歩く。義理兄姉夫婦が亀屋・植田製麺所(奈良県桜井市)を営む。『スッキリ』『ノンストップ』ほかテレビなどのメディア出演も多数。ブログ「ソーメン二郎のそうめん道
」主宰。ポッドキャスト「ソーメン二郎の流されない人生」(Apple Podcast/Spotify/Google Podcast)。