知っておきたい小田原の名物グルメ9選!海鮮やスイーツなどが盛りだくさん

1. 有名店がずらり「かまぼこ」

小田原のご当地グルメを代表する「かまぼこ」は、市内に製造業者が10社以上あると言われています。

かまぼこ作りが盛んになったのは1500年頃。当時は新鮮な魚を保存することがむずかしいとされていたため、保存食として重宝したそうです。江戸時代より前にすでにかまぼこ作りをしていたのは驚きですね。

おすすめ店「鈴廣(すずひろ)のかまぼこの里」

鈴廣は1865年に創業した、小田原を代表する老舗かまぼこ店です。鈴廣へ行くならオススメしたいのが「鈴廣かまぼこの里」。こちらは風祭駅直結でアクセスもしやすく、手作り体験や工場見学、おみやげ、食事を楽しめるスポットです。

食事処はビュフェや和食、カフェなどがあって迷ってしまうほど。おみやげを売っているすずなり市場はとても広く、いろんな種類のかまぼこや酒類、菓子や干物などを取りそろえています。

かまぼこピンチョスと箱根ビールは、かまぼこの里内のえれんなごっそCAFE107にて注文ができます。旬の食材とかまぼこを組み合わせたピンチョスは107通り。箱根ビールとセットで考えられたオリジナルのメニューは、季節ごとに楽しめるところが魅力的ですね。

店舗情報

店舗名:鈴廣かまぼこの里
電話番号:0465-22-3191
最寄駅:箱根登山鉄道「風祭駅」下車すぐ
郵便番号:250-0032
住所:神奈川県小田原市風祭245
市区町村:小田原市
町域:風祭245
営業時間:かまぼこ博物館 9:00~17:00鈴廣蒲鉾本店/鈴なり市場 9:00~18:00えれんなごっそ CAFE 10:00~17:00えれんなごっそ平日 11:00~14:45 15:00~17:00土日祝 9:30~11:00 11:00~17:00千世倭僂 11:00~21:00※各店舗によって時間が違います
定休日:1月1日

2. 漁港で食べられる「海鮮定食」

小田原と行ったら絶対はずせないのが、鮮度抜群の海鮮料理。小田原駅近くのお店でも食べることができますが、せっかくなら少し足をのばして小田原漁港まで行ってみましょう。

漁港にはたくさんの海鮮料理のお店が並び、県内はもとより県外からも多くの人が訪れ、休日は待つことも。人気のメニューは早々に売り切れてしまうので、早めに行くことをオススメします。

おすすめ店「魚市場食堂」

とれたてのアジや海老などをサクッと揚げたフライの定食や、刺身を使ったボリューム満点の海鮮丼などが大人気です。特にフライは鮮度抜群だからこそ、食感もフワフワとやわらかく風味も最高ですよ。

「魚市場食堂」は市場の2階にあり、関係者以外が入って大丈夫なのかな?という場所にあるのですが、建物に看板があるのでそれを目印に入ってみてください。

店舗情報

店舗名:魚市場食堂
電話番号:0465-23-3818
最寄駅:JR早川駅より徒歩約8分
郵便番号:250-0021
住所:神奈川県小田原市早川1-10-1 小田原魚市場2階中央
市区町村:小田原市
町域:早川1-10-1 小田原魚市場2階中央
営業時間:10:00~15:00
定休日:水曜日

3. マグロやシラスを満喫「海鮮丼」

新鮮な魚介類が盛りたくさんに食べられるのは、海沿いの町ならではの良いところ。小田原は都心から少し離れているということもあり、価格もリーズナブルなお店も多いもポイントです。春のシラスなど、旬の時期に味わう海鮮は特に絶品なので要チェックですね。

おすすめ店「漁港の駅TOTOCO小田原」

日本初の漁港にできた道の駅。最寄りの早川駅から徒歩10分、車でも早川ICや小田原西ICから5分以内で行けます。

目の前に広がる相模湾でとれた魚や加工品などを豊富にラインアップ。1階には魚介類や地場産の野菜や漬物など、2階は「小田原漁港とと丸食堂」といった海鮮系の食事処や眺望テラス、3階は自分で好きなどんぶりの具を選べる「おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴー」が入っています。イートインでは、食べ放題で楽しめますよ。

「小田原漁港とと丸食堂」のどんぶりのメニューは種類が豊富。いろいろな魚介が一度に食べられるどんぶりもあるので、メニュー選びに迷ったらオススメです。

店舗情報

店舗名:漁港の駅 TOTOCO小田原
電話番号:0465-20-6336
最寄駅:JR東海道本線早川駅から徒歩10分
郵便番号:250-0021
住所:神奈川県小田原市早川1-28 小田原漁港交流促進施設
市区町村:小田原市
町域:早川1-28 小田原漁港交流促進施設
営業時間:1階 9:00~17:002階 10:00~17:00(L.O.16:00)3階 10:59~17:00(L.O.16:00)※営業時間は季節によって変更になる可能性がございます。

4. 100%果実で作られた「かき氷」

漁港で食べられるスイーツとして話題の逸品。凍らせた果実を氷にして作ったかき氷は、写真映えすると評判です。

果実の自然な色合いがきれいなグラデショーンの見た目は、食べる前からおいしそう!と期待値があがります。

おすすめ店「ひととせの雪」

漁港には海鮮料理のお店が多いなか、ひときわ目を引く存在の「ひととせの雪」。テイクアウトもイートインでもどちらでもOK!味はいちごやメロン、桃など全部で7種。フルーツをそのまま使っているので、自然な甘みや酸味、旨味が楽しめます。

お好みで練乳をかけて甘味をプラスすることで、味に変化をつけられますよ。

店舗情報

店舗名:ひととせの雪
電話番号:0465-22-0141
最寄駅:JR東海道線早川駅より徒歩約5分
郵便番号:250-0021
住所:神奈川県小田原市早川1-5-7
市区町村:小田原市
町域:早川1-5-7
営業時間:10:30~15:30
定休日:水曜日

5. 長い歴史がある「干物」

現地で食べる海鮮料理のほかに、自宅でも食べたいという方におすすめなのが干物です。かまぼこのほかにも、魚を保存するという目的から干物が作られた歴史があり、市内には多くの干物店を見かけます。持ち帰りがむずかしいという場合には、宅配も受け付けているお店もあります。

おすすめ店「山安小田原駅前店」

創業は江戸時代の文久3年。小田原の干物店と言えば山安と言われるくらい人気のお店です。人気の秘訣は、厳選した天然天日塩を使い、職人技で伝統の味を守り続けているところ。

最高の味と品質がお手頃価格で買えるのも嬉しいポイントです。

店舗情報

店舗名:山安
電話番号:0465-21-1137
最寄駅:各線小田原駅東口より徒歩1分
郵便番号:250-0011
住所:神奈川県小田原市栄町2-1-29
市区町村:小田原市
町域:栄町2-1-29
営業時間:10:00~18:00
定休日:無

6. 厳選された梅で作る「梅干し」

温暖な気候で一年中過ごしやすいことから、小田原では梅やみかんなどの柑橘類の栽培が盛んにおこなわれています。特に梅は、江戸時代には名産品として広く知られるようになっていたそう。小田原の北東部に位置する曽我梅林は観光地としても有名です。

おすすめ店「ちん里う小田原駅前本店」

明治4年、元料亭だった「枕流亭(ちんりゅうてい)」は、小田原の食材を使った料理が人気でした。のちに漬物の売業が主になり、屋号を「ちん里う本店(ちんりうほんてん)」に。それ以来、梅にちなんだ惣菜や菓子、酒などを製造販売しています。

メインの梅干しは14種類ほどあり、昔ながらの製法のものや減塩、はちみつ漬け、しそなどが勢揃い。ほかではなかなか見かけない、5年漬や10年漬なども取りそろえています。

店舗情報

店舗名:ちん里(り)う本店
電話番号:0465-22-4951
最寄駅:各線小田原駅東口より徒歩1分
郵便番号:250-0011
住所:神奈川県小田原市栄町1-2-1
市区町村:小田原市
町域:栄町1-2-1
営業時間:10:00~17:00

7. 小田原産のフルーツを使った「スイーツ」

和菓子が多く売っているイメージの小田原ですが、実は洋菓子もクオリティが高いお店がたくさんあるので大人気。農産物が豊富に収穫されている地域であることから、地場産のフルーツを使ったスイーツを多く見かけます。

おすすめ店「一夜城ヨロイヅカファーム」

2011年、パティシエの鎧塚俊彦氏が手がける「一夜城ヨロイヅカファーム」がオープン。石垣山一夜城歴史公園の横に約2000坪の農園を併設したパティスリー&レストランです。

小田原産の食材を使ったスイーツやフードはイートインのほか、テイクアウトでも購入が可能。小高い山の上にあり、小田原の街や海を見ながら自然のなかで落ち着いて食事ができます。人気のケーキは、フルーツの味わいとクリームや生地の繊細な口当たりが計算された逸品で、人気があるのもうなずけました。

広い駐車場があるので、ドライブの途中で立ち寄るのもオススメ。

※レストランは2部制になっており、ランチのみコースでのご利用となります。電話での予約が必要です。

店舗情報

店舗名:一夜城ヨロイヅカファーム
電話番号:0465-24-3150
最寄駅:最寄駅はJR早川駅及び箱根登山鉄道 箱根板橋駅※タクシーにて約8分
郵便番号:250-0052
住所:神奈川県小田原市早川1352-110
市区町村:小田原市
町域:早川1352-110
営業時間:パティスリー 10:00~17:00レストランCafé Time I 10:00~10:50(L.O.10:30)Lunch Time (1部)11:15~13:00(2部)13:30~15:00Café Time II 15:00~17:00(L.O.16:00)マルシェ(直売所) 10:00~17:00
定休日:火曜日

8. あんがぎっしり詰まった「あんぱん」

小田原の密かな人気のお土産である「あんぱん」は、小田原駅周辺ですぐ手に入るのでおすすめ。地元の住民からの支持も熱いですが、わざわざ「あんぱん」を目当てに遠方から訪れる人も少なくありません。観光のお供のおやつとしても良いかも!?

おすすめ店「柳屋ベーカリー」

大正10年に創業した、あんぱんが人気の老舗ベーカリーです。一日800~1,200個ほど販売し、20種類近くの商品が店内のショーケースに並んでいます。

パン生地は薄皮でもっちりとした食感です。中にはあんこがぎっしり入っていてボリュームたっぷり。小豆の風味や旨味をしっかりと味わえます。

午後になると売り切れることもあるので、早めに来店したほうが良さそうです。

店舗情報

店舗名:柳屋ベーカリー
電話番号:0465-22-2342
最寄駅:各線小田原駅東口より徒歩15分
郵便番号:250-0013
住所:神奈川県小田原市南町1-3-7
市区町村:小田原市
町域:南町1-3-7
営業時間:10:00~16:00
定休日:日曜日第1水曜日年末年始5月GW

9. やさしい甘味と爽やかなあと味「湘南ゴールド」

湘南ゴールドは神奈川県で開発された、ゴールデンオレンジと温州みかんの一種である今村温州とのかけ合わせてできた柑橘類です。

小田原地域一帯では湘南ゴールドの栽培農家が多く、冬が終わる2月下旬以降より市内の直売所で多く見かけます。

おすすめ店「農産物直売所 朝ドレファ~ミ♪ハルネ店」

「TOTOCO小田原」の1階やJAかながわ西湘農産物直売所(朝ドレファ~ミ♪成田店、HaRuNe小田原店)のほか、神奈川県内の直売所や百貨店でも取り扱いがあります。

見た目はゆずに近く酸味が強そうですが、爽やかなやさしい甘味が口に広がり、オレンジのような風味が特徴的。湘南ゴールドを使ったお菓子やお酒なども続々と販売されています。

店舗情報

店舗名:農産物直売所 朝ドレファ~ミ♪ハルネ店
電話番号:0465-23-3100
最寄駅:各線小田原駅東口よりすぐ
郵便番号:250-0011
住所:神奈川県小田原市栄町1-1-7 小田原市地下街 HaRuNe小田原
市区町村:小田原市
町域:栄町1-1-7 小田原市地下街 HaRuNe小田原
営業時間:10:00~18:00
定休日:元旦

名物グルメもたっぷり楽しめる小田原!

東京から電車で1時間半ほどで行ける小田原は、歴史ある城下町ならではの風情と土地に根ざしたご当地グルメが魅力的です。

紹介したグルメはもちろん、観光や温泉も楽しんでみてはいかがでしょうか?日帰りで遊びに行ける場所としてオススメですよ。

※ 記事の内容は、公開時点の情報です。記事公開後、メニュー内容や価格、店舗情報に変更がある場合があります。来店の際は、事前に店舗にご確認いただくようお願いします。