バニラアイスに合う!? メキシコで知らない人はいない激辛調味料「タヒン」の使い方
メキシコで知らない人はいない。名物スパイスをカルディで入手!
世界各国のレア調味料がそろうカルディにて、メキシコのシーズニングスパイス「タヒン
」を発見!
酸味、辛味、塩味のバランスがちょうどよく、メキシコでは知らない人がいないというほど有名な調味料なのだとか。ただの激辛スパイスかと思うでしょう?実際に食べてみると辛いだけじゃないい魅力がぎゅぎゅっと詰まっていました。ちょっと変わった使い方も必見です!
タヒン クラシコシーズニングスパイス
タヒン クラシコシーズニングスパイスは、メキシコでもっとも有名な調味料と言われるアイテム。赤を基調としたラベルと、瓶から透けて見える真っ赤な色合いが、インパクト抜群ですよね。
じつは筆者、過去にテレビでメキシコでどのようにタヒンが使われるか知ってからずっと気になってはいたんですが、なにしろ見た目が辛そうで、どこで買えるかもわからず試すチャンスを失っていました。ということで今回、張り切ってその味わいをリポートしたいと思います。
タヒンのおもな材料は、チリペッパー、食塩、感想ライムジュース、クエン酸など。1本にたっぷり142gはいっているので、いろいろなものにかけて楽しめますよ。
噂によると現地にはタヒンの小瓶があり、かつて日本で流行った “マイ七味” ならぬ “マイタヒン” のように持ち運んで、ありとあらゆるものにタヒンを振って食べるのだとか。にわかには信じられませんが、暑いメキシコの国で辛いタヒンを欲する気持ちもわからなくありません。
ライム香るさわやかな辛さ
トマトにかけて “メキシコ版冷やしトマト”
夏といえばトマト、ということで冷やしトマトにタヒンをかけてみました。カットしたトマトに好みの量のタヒンを振るだけなので、たった30秒で完成。晩酌用に “とりあえず” のひと品にもぴったりですよ。
トマトにチリペッパーをかけて食べるのは初めてですが、辛さとトマトの組み合わせに違和感はありません。むしろライムが加わることでよりさわやかさが増し、蒸し暑い夏の晩酌がはかどりそうです。
辛いのが好きな方はタヒンの量を増やしてください、と言いたいところですが塩が入っているためタヒンの量を増やすとしょっぱくなってしまいます。塩分過多にならない程度ふりかけてくださいね。
現地の食べ方。フルーツにかければ甘みマシマシ
筆者が事前に仕入れた現地のタヒン使いで驚いたもののひとつが、フルーツにかける使い方。マンゴーやパイナップルなどに躊躇なくふりかける様子は、ちょっとした衝撃映像でした。しかもふりかける量が尋常じゃない。
屋台でフルーツを売っているおじさんが鮮やかな包丁さばきでパイナップルをむいたかと思えば、ふぁさふぁさとタヒンをかけるではありませんか。パラパラじゃなくてふぁさふぁさです。もはやフルーツが見えなくなるくらい大量でした。
と、いうわけでおそるおそるパイナップルにふりかけてみましたが、これが大ヒット。チリパウダーの辛さがありつつも、塩のおかげでパイナップルの甘さが際立ち、ライムジュースの酸味が加わってさっぱりと食べることができますよ。
筆者は冷凍しておいたパイナップルにかけて試しましたが、アイスキャンディーのようでとてもおいしかったのでおすすめです。メキシコではパイナップルのほかに、マンゴーやスイカなどさまざまなフルーツにふりかけていました。筆者の個人的な感覚では甘いフルーツとの相性がよさそうな予感なので、みなさまもぜひお試しください。
「甘いフルーツにかけるのはちょっと……」という方、お気持ちわかります。まずはスイカに塩をかける感覚でタヒンをふりかけてみてください。ピリッとした辛さとライムのさわやかな風味の虜になること間違いなしですよ。
意外や意外!バニラアイスとも相性抜群
最後にご紹介するのは、バニラアイス×タヒン。えええええ~という声が聞こえてきそうですが、現地の人が実においしそうに食べていたのを見て、ずっとやってみたかったアレンジなんです。
真っ白なバニラアイスにタヒンの赤が鮮やかに映えます。アイスと辛味調味料という組み合わせに違和感しか感じませんが、意外にも意外、このアレンジが大当たりでした。
甘いバニラアイスにライムの酸味が加わり、甘さ控えめの味わいに。チリパウダーのスパイシーさがあとからおいかけてきて、バニラアイスがちょっぴり刺激的な味わいになります。今回はバニラアイスにかけましたが、レモンシャーベットやアイスキャンディーなど、さっぱり系のアイスとも相性がよさそうですよ。
塩が入っていることで後味がすっきり感じられ、暑い夏にぴったりなアレンジでした。メキシコの皆さん、変わったアレンジだな~~なんて思っててゴメンナサイ。おいしくいただきました。
タヒンの入手は通販が確実
話題のメキシカンシーズニングスパイス「タヒン」は、全国のカルディまたはカルディオンラインショップで購入できます。テレビの情報番組で取り上げられて以降、品薄状態が続いているとのこと。辛い食べものが恋しくなる夏が近づいていることもあり、入荷してもすぐに売り切れてしまうのだとか。筆者も3件目でやっと手に入れることができました。
確実に手に入れるならカルディのオンラインショップがおすすめですよ。
ハマるのも頷けるクセになる辛さ
最初は「メキシコ版の一味唐辛子でしょ」くらいに考えていましたが、実際に食べてみると辛み、酸味、塩味のバランスがよく、ただの激辛スパイスとはまったく違う味わいに驚きました。
この記事ではちょっと変わった使い方をご紹介しましたが、肉や魚の味付けに使ったり、スープやパスタの味変をしたり。個人的にはカクテルグラスのふちにまぶして、ちょっぴり辛いソルティドッグ風に味わうのがおすすめですよ。
見た目は奇抜ですが実際に食べてみるとアレンジの幅は無限大。メキシコで長く愛されているのも頷けます。かけるだけで手軽に使えるので、ぜひ試していただきたい逸品ですよ。
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。
商品情報
■商品名:タヒン クラシコシーズニングスパイス
■内容量:142g
■価格:861円(税込)
■カロリー:小さじ1杯(3g)あたり6.3kcal
■原産国:メキシコ
■販売場所:全国のカルディまたはカルディオンラインショップ
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