関連画像

写真拡大

消費者庁は6月9日、同10日開催の「アフィリエイト広告等に関する検討会」にオンラインで参加する傍聴者に対して、傍聴者全員のメールアドレスが表示される形で招待メールを送信していたことを明らかにした。

同表示対策課によると、招待メールの送信準備をしていた際に操作を誤り、傍聴者96人全員のメールアドレスが表示される形で9日14時25分に一斉送信した。その10分後に傍聴者からの問い合わせを受けて気づいたという。メールアドレス以外の個人情報は含まれていない。

同庁は、招待メールを送信した全員に、電子メールで、案内した招待メールの削除を求めるとともに謝罪した。また、10日午前中に開催された検討会でも、冒頭に傍聴者に対して謝罪したという。

再発を防止するため、個人情報保護の重要性等についての教育を徹底するとともに、会合の開催案内に当たっては担当者による複層的なチェックをおこなうという。

表示対策課の担当者は、弁護士ドットコムニュースの取材に対し、「大変申し訳ありませんでした。実効的な措置を講じ、今後こういったことがないようにいたします」と話した。