東京五輪の開催を支持するネット署名も開始「日本の国際的な責務」
東京五輪の中止を求めるネット署名が広がりを見せる中、同じ署名サイト「change.org」上で、評論家の竹田恒泰氏が5月8日、開催を支持する署名を立ち上げ、開始5時間で署名が8000筆を超えた。
竹田氏は東京五輪の開催について、「『どのようにすれば開催できるか』を突き詰めていき、直前まで開催に向けて模索するのが当然」「招致を決めた日本の国際的な責務」と主張している。
また、外国人の観戦を見送ったことで、感染拡大のリスクが大幅に低減したことや、競技場や選手村で、最高レベルの感染対策がとられていることなどを指摘している。
宇都宮健児弁護士が展開している反対署名は5月8日22時30分時点で28万筆を超え、かなりの勢いを見せている。
反対署名について、竹田氏は「たとえ宇都宮氏の反対署名の数に及ばなかったとしても、それなりに『開催すべき』と思う人々がいること、決して世論は開催反対で染まっているわけではないことを示すことができたら、この署名の目標は達成できたと考えます」としている。