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 『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』のベアトリス・ダルが凶暴な殺人鬼にふんしたフレンチ・バイオレンス・ホラー映画『屋敷女』(2007)のノーカット完全版が、7月に劇場初公開されることが決まった。

 クリスマス・イブの夜、出産を翌日に控えた妊婦の家に忍び込んだ謎の女が、大きなハサミを手に襲い掛かる本作。常軌を逸した大暴走でスクリーンを鮮血に染めた問題作だ。そんなR18+の本作が、オリジナルのままの姿で復活。日本初公開時よりもさらに強烈な映像で、7月30日からヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国公開される。

 悲劇の妊婦サラを演じるのは、ヴァネッサ・パラディの妹アリソン・パラディ。監督は、評価された本作の後に『レザーフェイス−悪魔のいけにえ』も手掛けたジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロ。(編集部・小松芙未)