宇都宮市などが導入する次世代型路面電車、LRTの停留場の名前の候補について、有識者や地域住民でつくる検討委員会が19日、宇都宮市と芳賀町に提案書を提出しました。

19日は検討委員会の古池弘隆委員長が、宇都宮市の佐藤栄一市長と芳賀町の見目匡町長にLRTの停留場の名称の候補の提案書を提出しました。

対象となったのは、JR宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地までのおよそ14キロにできる19の停留場です。

地域を表す名前や公共施設、歴史的・文化的施設の名称などから複数の候補を決め、去年12月に住民アンケートを行いました。

提案書を受け取った佐藤市長は「地元の人に使いやすく地域の由来が分かる名前になりありがたい」と述べました。

停留場の名前は今月中にも正式に決まる見通しですが、宇都宮市などでは今後、ネーミングライツも導入する考えです。