小山市役所の新しい庁舎が完成し17日、関係者にお披露目されました。

小山市役所の新庁舎は地上8階建ての免震構造で、2019年8月に工事が始まり、およそ106億7千万円かけて先月完成しました。

1階から3階までの低層階に市民課や保健センターなど、市民の利用頻度が特に高い窓口を集約し、耐震性の問題で旧庁舎に置くことができなかった災害対策本部の部屋を6階に設置しました。

非常時に停電した際は72時間の自家発電が可能で、災害復旧拠点としての役割も担います。

また、フロアの中央を吹き抜けの構造にすることでエアコンの使用を抑えられ、環境に配慮したつくりにしたということです。

式典には福田富一知事など、およそ60人が出席し、浅野正富市長は「来庁いただくすべての人に満足いただけるものと確信している」と式辞を述べました。

新庁舎は5月6日に開庁する予定です。