現職と新人の一騎打ちか 足利市長選 18日告示
ミニ統一地方選挙の後半戦のうち足利市長選挙と真岡市長選挙、そして那須塩原市議会議員選挙が18日に告示されます。
足利市長選挙は現職と新人の一騎打ちの構図で、8年ぶりの選挙戦となる見通しです。
足利市長選挙に立候補を表明しているのは、3期目を目指す現職の和泉聡さん(57)と新人で前の県議会議員、早川尚秀さん(48)の2人です。
現職の和泉さんは、朝日新聞社宇都宮総局長を経て、2013年の市長選で自民党の支持を得て初当選し、2期8年を務めています。
4月6日に行われた公開討論会では「足利にしかない歴史、自然を生かしながら、産業力の土台の上に足利市を描く」と述べ、これまでの実績を強調しました。
対する新人の早川さんは、故・早川 一夫元市長の長男で、足利銀行勤務を経て、2003年に県議会議員に初当選し、2019年には議長も務めました。
公開討論会では「総力を上げて都市間競争に挑み、次の世代に誇れる足利をつくる」と述べ、県議会議員として培ってきた人脈を市政に還元したいと訴えました。