無風から一転 選挙戦の様相 真岡市長選 18日告示
任期満了に伴う真岡市長選挙も18日告示されます。
これまで現職の石坂 真一さん(65)だけが立候補を表明していましたが、新人で市議会議員の佐々木 重信さん(81)が突如、出馬する考えを示し、選挙戦の様相を呈しています。
現職の石坂さんは、故・岩崎 純三参議院議員の秘書や県議会議員、自民党県連の幹事長などを務め、4年前の市長選挙で初当選しました。
新型コロナウイルスのPCR検査センターの開設や緊急対策資金の創設など1期目の実績を訴える他、「若い世代・子育て応援」や「いつまでも安心な暮らしの実現」など5つのプロジェクトと36項目の公約を掲げます。
また、宇都宮市などが導入を進める次世代型路面電車、LRTのトランジットセンターと真岡市を結ぶなど次の時代に向けた取組も目指します。
一方、新人の佐々木さんは、市長選挙には3度目の挑戦です。
これまで県議会議員を3期務め、2年前の市議会議員選挙で議員に返り咲きました。
市内に配ったチラシでは現在の市政について「10年、20年前と比べて、あまりにも市政に行き過ぎが目立つ」と指摘し、図書館などの整備の中止や新型コロナウイルス対策で1人5万円を給付することなどを主張しています。