栃木県内 新たに20人感染 変異株5人 新型コロナ 16日発表
新型コロナウイルスについて、栃木県と宇都宮市は16日、新たに20人の感染を確認したと発表しました。
感染が確認されたのは、小山市、栃木市、足利市、那須塩原市、宇都宮市の未就学児から70代の20人です。
このうち11人は、すでに陽性が判明している人の同居家族や接触者です。
また、県は16日、これまでに陽性が確認された県内の男女5人から変異株が確認されたと発表しました。
これで県内の変異株の感染は累計で37人となりました。
感染が発表された30代女性、10代男性、10歳未満の女性、20代女性は、いずれも同じく発表された50代男性と関連があるとしています。
県内の新型コロナウイルスの感染者は、累計で5027人となりました。
現在の療養者は200人、このうち重症者は3人で、入院調整中は9人です。
近県の感染状況です。埼玉県は4人死亡と163人の感染、茨城県では52人の感染、群馬県では28人の感染が発表されています。
一方、ワクチン接種についてですが、小山市が16日、65歳以上を対象にした接種の予約を午前8時30分に開始したところ、5分後の午前8時35分に予定の975人分に達したため受付を終了しました。
小山市では「6月末までに65歳以降の高齢者全員に2回接種できる分量が自治体に供給できる予定なので安心してほしい」としています。