中学部活動 全大会を開催へ 栃木県中体連
栃木県中学校体育連盟は15日、今年度初めての理事会を開き、今年度予定されている大会について、新型コロナウイルスの感染防止策を取りながら開催する方針を決めました。
県内の中学生が参加する大会は去年、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、駅伝とスケート、アイスホッケーを除き、春季大会、総合大会、それに新人大会のすべてが中止となりました。
15日に開かれた理事会では、現在の感染状況下では今年度のすべての大会を開催する方針を決めました。
実際には大会のおよそ30日前から開催できるかを判断するとしていて、6月4日から6日に予定される春季大会については5月の大型連休のころに開催の可否を判断します。
競技の特性や県内10地区ごとの事情により、大会の開催が困難となった場合でも一律に中止にするのではなく、できる限り開催する方向で検討します。
観客の有無などについては県や競技団体のガイドラインのほか、感染の状況などによって判断していくということです。
今年度は8月に全国中学校体育大会、全中が関東地区を会場に開催され、県内では卓球とソフトテニスが行われる予定です。
一方、中体連は新型コロナウイルス対策のほか、近年増えている熱中症やゲリラ豪雨など大会運営の安全と危機管理に特化して対応する部会を設置し、早速1回目の会議が開かれ安全な大会運営について話し合いました。