新型コロナウイルスについて、栃木県と宇都宮市は15日、新たに22人の感染を確認したと発表しました。

感染が確認されたのは、宇都宮市、真岡市、足利市、下野市、小山市、鹿沼市、栃木市、佐野市、高根沢町の未就学児から70代の22人です。

このうち14人は、すでに陽性が判明している人の関係者です。

また、県は今月上旬に発症し、これまでに陽性が確認された県内の60代の男性から変異株が確認されたと発表しました。

県内の変異株の感染は累計で32人となりました。

県内の感染者は累計で5千人を超え、5007人となりました。

現在の療養者は213人、このうち重症者は3人で入院調整中は24人です。

累計の感染者が5千人を超えたことを受け、福田富一知事は「『ストップ!感染拡大』の思いを共有し、改めて感染対策の徹底をお願いします」とコメントを発表し、県民や事業者に呼びかけています。

近県の感染状況です。埼玉県は1人の死亡と188人の感染、茨城県では59人の感染、群馬県では1人の死亡と31人の感染が発表されています。