高速道路上での危険なあおり運転などを防ごうと栃木と埼玉の県警は14日、合同で高速道路上での取り締まりを行いました。

これは県内で15日まで行われている春の交通安全県民総ぐるみ運動に合わせて行われたものです。

東北道上り線の佐野サービスエリアで出発式が行われ、栃木と埼玉の高速道路交通警察隊など、およそ30人がパトカーに乗り込み一斉に取り締まりに出発しました。

またサービスエリアの利用客にチラシなどを配って事故防止をはじめ、近年高速道路でも問題になっているあおり運転の防止を呼び掛けました。

県内の高速道路では今年に入って2件の死亡事故が発生しているほか、昨夜には直径およそ30センチの金属製の落下物に自動車が相次いで衝突し、15台がパンクする事故があったばかりです。

幸いにもけが人はいませんでしたが、高速道路上では些細なことが重大な事故につながるとして県警では注意を呼び掛けています。