改良義務の踏切93ヵ所 県内にも 国交省
国土交通省は13日、踏切での事故や渋滞を減らすため自治体や鉄道会社に改良を義務づける対象として全国25の都府県の93カ所を指定しました。
県内では那須塩原市にある踏切1カ所が対象となっています。
こちらが今回、県内で唯一改良が義務付けられた那須塩原市太夫塚3丁目の(たゆうづか)市道にあるJR東北本線の太夫塚踏切です。
現場の踏切は、非常に狭く歩行者1人と車が1台しか通れない幅です。
今回の指定は3月末に成立した「改正踏切道改良促進法」に基づく第一弾で長時間待たされる「開かずの踏切」や福祉施設の周辺など特に安全確保が必要な箇所などがその対象となっています。
都道府県別では、東京の15カ所が最多、次いで愛知、千葉、兵庫と続きます。
一方、今回対象となった那須塩原市の踏切は通学路にもなっていて通学時に子ども達が使っているため那須塩原市では今後、JR東日本と踏切の改良について協議していく方針です。