コロナ禍の生活困窮者を支援 食品や生理用品を無償提供
コロナ禍で生活に困っている人をサポートしようと、宇都宮市で10日、食品などを無償で配布する会が開かれました。
NPO法人フードバンクうつのみやでは、企業や家庭から寄せられた食品を無償で提供しています。
配布会は今回が9回目で、コメやマスク、レトルト食品など150セット用意しました。
先月25日に申し込み受け付けを始めたところ、およそ1週間で70件ほどの申し込みがありました。
申し込んだ人のうち90%以上が学生や外国人留学生、ひとり親家庭だということです。
食品を受け取った留学生:「仕送りが減った、何回も利用している。ありがたい」
また、地元の病院や個人の協力を受けて今回から初めて生理用品の配布が行われました。
受け取った女性からは「コロナ禍でバイトが少なくなり安いものを探して購入していた」「交換頻度を少なくしていた」などの声が聞かれました。
フードバンクうつのみやでは5月15日と6月26日にも食料品や生理用品の配布を企画していて、それぞれ2週間ほど前から団体のホームページなどで受け取りの申し込みを受け付ける予定です。