栃木市を流れる巴波川(うずまがわ)に、恒例の鯉のぼりが掲げられ、訪れた人を楽しませています。

巴波川の上を色とりどりの鯉のぼり500匹が泳いでいます。

この「うずまの鯉のぼり」は蔵の街遊覧船が毎年この時期に行っているものです。

去年は1千匹以上があげられましたが、雨や風で傷んでしまったため数を減らしました。

この地域はおととしの東日本台風で大きな被害を受け、遊覧船は長い期間営業ができませんでした。

復旧が進み再開となったところで今度は新型コロナウイルスの影響で営業が制限され、およそ3カ月間の休業を経て先月下旬に営業を再開しました。

一方で先月28日には県内の聖火リレーの舞台として注目を浴び、その後一気に遊覧船の乗客が増えたといいます。

これまでは1度に乗れる人数は20人以上でしたが、現在は15人に制限しています。

7日は青空のもと、多くの乗客が遊覧船で下から眺める鯉のぼりを楽しんでいました。

「うずまの鯉のぼり」は5月上旬まで楽しむことができます。