任期満了に伴い今月18日に告示される足利市長選挙で、立候補を表明している2人による公開討論会が6日に行われ、論戦を交わしました。

討論会に参加したのは、3期目を目指す現職の和泉聡氏(57)と新人で前の県議会議員、早川尚秀氏(48)の2人です。

市民有志で組織する実行委員会が主催し、新型コロナウイルス感染拡大防止のため観客を入れずに、地元のケーブルテレビと動画配信サイトのユーチューブで生中継されました。

討論会では「新型コロナ対策」「災害対策」「財政」「仕事と子育ての両立や人口減少について」の4つのテーマについて、それぞれ考えを述べました。

両者の言い分は、それぞれのテーマでさほど変わらなかったものの、厳しい財政が続く中「稼げる町づくり」については食い違う部分がありました。

最後のアピールで、和泉氏が2期8年の実績を強調した一方、早川氏は県議会議員として培ってきた人脈を市政に還元したいと訴えました。 

足利市長選挙は今月18日に告示、25日に投開票が行われます。