シン・エヴァンゲリオン旋風はどこまで続く!?(画像はイメージ)
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 土日2日間(3月20日〜3月21日)の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、大ヒットアニメーションシリーズの新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が2週連続で1位を獲得した。同作は公開から14日間の累計で興行収入49億3,499万6,800円、観客動員数322万2,873人に達している(3月22日・配給発表)。

 2位に初登場となったのは綾瀬はるかと西島秀俊が夫婦役で共演した映画『奥様は、取り扱い注意』。2017年放送の同名ヒットドラマの映画版で、元スゴ腕の特殊工作員だった専業主婦の伊佐山菜美(綾瀬)と、公安のエリートであることを隠して結婚生活を送っていた夫・伊佐山勇輝(西島)の物語だ。鈴木浩介、岡田健史、前田敦子、檀れい、小日向文世らが共演している。

 1940年に誕生したアニメーションを実写化した映画『トムとジェリー』は3位スタートを切った。本物の俳優たちと、アニメーションで描かれたトムとジェリーをはじめとする動物たちが共演している作品で、『キック・アス』シリーズなどのクロエ・グレース・モレッツがトムとジェリーのケンカに巻き込まれる新人ホテルスタッフを演じている。ほかキャストにはマイケル・ペーニャ、ロブ・ディレイニーら。

 4位には新作アニメーション『映画ヒーリングっど・プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』がランクインした。アニメ「ヒーリングっど・プリキュア」とアニメ「Yes!プリキュア5GoGo!」のプリキュアたちが、夢を奪おうとする敵からみんなを守ろうと力を合わせて戦う。ボイスキャストとして「ヒーリングっど・プリキュア」の悠木碧、依田菜津、「Yes!プリキュア5GoGo!」の三瓶由布子、竹内順子らが参加している。

 第93回アカデミー賞で作品賞、監督賞をふくむ6部門にノミネートを果たした新作『ミナリ』は10位に入った。1980年代を舞台に、アメリカンドリームを求めて移住した韓国系移民一家の姿を映し出す。

 今週は『ノマドランド』『騙し絵の牙』『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』『旅立つ息子へ』などが公開される。(ランキング・数字などは興行通信社、配給調べ)(編集部・海江田宗)

【2021年3月20日〜3月21日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(1)『シン・エヴァンゲリオン劇場版』:2週目
2(初)『奥様は、取り扱い注意』:1週目
3(初)『トムとジェリー』:1週目
4(初)『映画ヒーリングっど・プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』:1週目
5(2)『ブレイブ −群青戦記−』2週目
6(3)『花束みたいな恋をした』:8週目
7(4)『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』:23週目
8(5)『名探偵コナン 緋色の不在証明』:6週目
9(7)『ラーヤと龍の王国』:3週目
10(初)『ミナリ』:1週目