名古屋の守備は何が凄いのか? C大阪から加入した木本恭生が神戸戦初先発で実感したことは…
![神戸戦で今季初先発となった木本。名古屋の鉄壁守備陣で質の高いローテーションを実現させるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/b/eb48c_1429_321a8cde_23eed0e3-m.jpg)
ヴィッセル神戸のホームに乗り込んだ名古屋グランパスは、新戦力の齋藤学、長澤和輝、木本恭生らを加入後初めて先発起用した。
試合は、相手にポゼッションで優位に立たれるものの、高い集中力で一瞬の隙を突き、19分に稲垣祥が強烈なミドルシュートを決め先制に成功。その後の決定機で追加点を奪えなず課題は残ったものの、相手にチャンスを作らせずリードを守り切り、今季早くも3度目のクリーンシートで開幕4連勝を飾った。
また、自身のパフォーマンスについては、「結果として無失点だったので良かったが、ドウグラス選手にキープされる時もあったし、起点を作られてしまった時もあった。反省も多いしビルドアップの面でももう少し貢献したいと思う」と反省の弁を述べた。
昨季のC大阪もリーグで3位タイの失点の少ないチームだったが、そんな木本の目から見ても名古屋の守備の堅さは特別だと言う。
「去年最少失点だったし、無失点の試合も数多くあったチーム。周囲の選手の声かけやチーム一丸となって戦うこと。ひとりで戦うというよりもチームとして戦っているのがよく分かった。去年の結果が納得できた」
今季はACL出場もあり、厳しい日程での戦いが続く名古屋。神戸戦の1−0勝利はチームにも、新加入選手たちにも大きな価値をもたらしそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部