まるでチンアナゴ!?ウナギが意外な場所からひょっこり 「そこ、そういうところじゃないんですけど...」
これはどういう状況......?と思わずそうツッコみたくなるようなウナギの写真が、ツイッターで話題となっている。
それがこちら。
吸い込まれてる...?(画像は竜洋昆虫自然観察公園公式ツイッターより)
これは2021年2月27日、磐田市竜洋昆虫自然観察公園(静岡県)の公式ツイッターに投稿された画像だ。水槽の中の機械から、まるでストローのような格好でウナギが飛び出している。
画像には、
「あの、そこ...そういうところじゃないんですけど...」
とコメントが添えられていることからみても、ウナギがくつろぐための場所ではなさそうだ。
いったいどうしてこんなことになっているのか......。
この珍場面を捉えた画像に、ツイッターでは
「バブルバスみたいな感じで気持ち良さそうですね」
「穴があったら入りたいを実践した結果」
「うなぎの本能かしら」
「もはやチンアナゴ」
といった反応が寄せられている。
「ここがお気に入り」
Jタウンネットは3月3日、竜洋昆虫自然観察公園を取材し、この投稿について詳しい話を聞いた。取材に応じたツイッターの担当者によれば、この写真にうつっているのはニホンウナギの「上」くん。ニホンウナギといえば普段、私たちが一般的に食べているウナギと同じ種類だ。
同園には、他にも、特上くん、並くんといった名前のニホンウナギもいるという。何だかちょっといけない目で見てしまいそうだ......。
あの、そこ...そういうところじゃないんですけど... pic.twitter.com/KxPDdXCXy8
— 竜洋昆虫自然観察公園 (@_ryukon) February 26, 2021
上くんが気持ち良さそうに入っている機械は、水を綺麗にするためのろ過装置。
この光景はよくあることなのか尋ねると、担当者は
「上くんは(ろ過装置に)よく入っていますね。
うちには5匹のニホンウナギがいるのですが、どうやらそれぞれ縄張りのようなものがあるようで、ここは上くんの縄張りみたいで、お気に入りの場所みたいです」
とする。
担当者によれば、元々ウナギには、敵から隠れるために狭いところに入る習性があるそう。
水槽内には、そんなウナギたちが隠れる用の場所も用意されており、上くんは、このろ過装置と、そこを行ったり来たりしているとのことだった。
4日夕方現在で10万4000件を超えるいいねを集めているこの投稿。
反響の大きさに、担当者は
「竜洋昆虫自然観察公園の公式ツイッターを始めてから、一番多くの反応をいただいたので、とても嬉しいです。ただ、うちはこんちゅう館なので、昆虫じゃなくてウナギで話題になってしまったな......とも思いました。
反響があると思ったわけではなく、ただ上くんの様子が可愛くて何の気なしに投稿したものだったので、こんなにたくさんの方に拡散していただいて驚きました」
と感想を話した。