コロナ禍で「文房具ブーム」再燃! 食べ物そっくりの「モノマネ文房具」とは
[みみよりライブ5up - 広島ホームテレビ] 2021年2月18日放送の「みみより」のコーナーでは、コロナ禍でブームが再燃している文房具について取り上げていました。
いま身近な文房具がブームを迎えています。コロナ禍でリモートワークが増えたことが理由の一つです。
文具メーカー代表の高木芳紀さんは「皆さんSNSを使うので映える文房具や、機能性の高いアイテムがブームに火をつけた」と話します。
先週発売されたばかりの「文房具屋さん大賞2021」は、新作文房具のトレンドが一目でわかる注目の一冊です。
文房具ブームが再燃(画像はジオデザインのウェブサイトより)
本物そっくりものまね文房具
番組では最新文房具のほかにも、ユニークなものまね文房具も紹介していました。
お豆腐やレタスかと思いきや、実はよく見てみると食品ではなく文房具。作っているのは文房具メーカーではなくデザイン会社なんです。
製作者であるジオデザインの井澤正さんは
「最初はお豆腐の付箋から始まりました。我々デザイン会社は発注を待つ仕事なんですが、それではいけないということで他の人が気づかないものをデザインしようと始まった」
と話します。
自分たちの技術を発信する目的で作り出したそうなんですが「お豆腐があればお箸が欲しい」などという声があり、それに応える形で増えていったといいます。その遊び心が話題を呼び、多くのシリーズが誕生したそうです。
「アイデアはたくさん出てくるが実際に商品にするのが難しい。皆さんが期待している品質と面白さも必要なので、その中に仕掛けを加えながらリーズナブルな価格で実現するというのが難しい」(井澤さん)
簡単ではないアイデアの実現。製作所のこだわりが遊び心に磨きをかけています。
遊び心あふれる文房具は置いてあるだけでも楽しいですね。
(ライター:momiji)