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 北海道札幌市東区のパチンコ店で店員を傘で殴ったとして、62歳の男が暴行の疑いで逮捕されたことが判明。その行動が物議を醸している。

 男は20日午前10時半頃、札幌市東区のパチンコ店を訪れる。この男は以前から迷惑行為を繰り返し出入り禁止となっており、店の前でトラブルに発展すると、対応した店員が持っていた傘を奪い取り、殴った。

 この男は以前、マスクをせずに入店し、トラブルになっていたそうで、恨みを持ち来店した様子。警察の取り調べに対し、「マスクをつけろと注意されてムカついたから」と動機を述べ、容疑を認めているという。なお、殴られた店員に怪我はなかった。

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 店に恨みを持ち、再訪して暴行する行為は幼稚かつ異常と言わざるを得ないだけに、「店には客を選ぶ権利がある。店を利用したいなら、店のルールを守るべきだ。そんなこともわからないなんて」「マスクをしない権利もあるけど、マスクをしない人間を拒否する権利もある」「お店が決めていることが守らなければならない」と行動に呆れるネットユーザーが相次いでいる。

 また、「店側の対応は正しい」「マスクをつけろと命令形で言ったのではなく、頼むように言ったと思う。完全なる逆恨み」「他の業態もこのくらい毅然とした対応を取ってほしい」「もし命令形で言ったのなら少しイラっとするのも理解出来るが、そんな可能性はかなり低いんじゃないのか」という指摘もあった。

 新型コロナウイルス感染拡大で強く要請されているマスクの着用。「しない権利」を主張する声もあるが、少なくとも着用が義務付けられている店舗においては、それに従うのは当然だ。