軽い巻き髪はストレートアイロンにおまかせ。初心者でも失敗ナシ
仕事やちょっとした外出の際に、髪を自分でセットしたいけど、なかなかうまくできない…。ロングヘアーの場合はさりげなく巻き髪にしたくても不器用でヘアアイロンを上手に使えない! という声も。
「ちょっとした巻き感やカールは、ストレートアイロンでつくるのがおすすめです」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さん。
まっすぐにするだけじゃない、ストレートアイロンの魅力と上手な使い方、アラフォー・アラフィフ世代にぴったりな簡単にできる「内巻き」&「外巻きMIX」アレンジの方法を教えてもらいました。
ストレートアイロンなら初心者でも簡単に巻き髪がつくれる
さとゆみ:今日はストレートアイロンでスタイリングする方法を教えてもらいます!
八木ちゃん:ヘアスタイルにもよるのですが、カール用のアイロンでスタイリングするよりも、ストレートアイロンでスタイリングする方が簡単だったりするんです。
さとゆみ:じつは、ヘアスタイルの撮影現場でも、ちょっとした巻き感やカールは、ストレートアイロンでつくっていることが多いんですよね。
八木ちゃん:ストレートアイロンは、熱が入る部分が内側なので、カールアイロンにありがちな、首やおでこを火傷したりすることも少なく、アイロン初心者さんにもおすすめですよ。
さとゆみ:たしかにー。いまは、家ごもりでなかなか外にも出かけられないけれど、そんな時期だから、スタイリングの練習するにはもってこいですね。
八木ちゃん:ストレートアイロンを選ぶ際は、形に注目を。
はさむ部分が角ばっていると、髪がカクッと折れやすいので、今回使用しているタイプのように丸いタイプがおすすめです。
・使用したのはLAVIEL(ラビエル)のストレートアイロン(LV‐S01) 5478円(税込)
八木ちゃん:まずは、基本の内巻きから覚えましょう。
こちらはBefore。このままでもいいけれど、ストレートアイロンで巻くと毛先のまとまりがガラッと変わります。
八木ちゃん:髪の量にもよりますが、だいたい全体を8か所くらいに分けて巻く感じでいきましょう。
最初に髪全体を左右に分け、左の髪を上と下に分けて、ダッカール(髪をとめるクリップ)で上半分をとめておきます。下半分をさらに、前と後ろに分けて、前から巻いていきます。中間から毛先に向かって、ゆっくりアイロンを通し、毛先部分は手首を返すようにして内巻きにします。
(1) 中間部分をアイロンではさむ。
(2) 中間から毛先に向かって、ゆっくりアイロンを通す。
(3) 毛先まで到達したら、手首を返すようにして内巻きに。後ろの髪も同じように内巻きにする。
八木ちゃん:次に、上の髪も内巻きに巻いていきます。
(4) ダッカールを外して、上の髪も同じように中間からゆっくりアイロンを滑らせて内巻きに。その後ろの髪も同じように巻く。
八木ちゃん:前髪は、一度上に立ち上げるように後ろ側に向かってアイロンを通してから、指で流すと、毛先にきれいなカールがつきます。
(5) 前髪の中間から毛先にアイロンを通す。
さとゆみ:前髪を上に持ち上げて、アイロンを後ろ側に向かって通すことで、毛先にほんのり流れるようなカールがつくんですね。
毛先までつやつやの内巻きスタイリングが完成!
八木ちゃん:仕上がり、毛先までまとまりがあって、若々しい印象ですよね。ドライヤーでのブローやカールアイロン使ってのスタイリングよりも、簡単にできるので、ぜひトライしてください。
さとゆみ:外ハネも基本は同じ感じですよね。
八木ちゃん:上下に分けたときの、下部分を外方向に巻くところ以外は同じです。
(1) 上下に髪を分け、下の前半分にアイロンを通す。中間部分をはさんで滑らせるように。
(2) 毛先までアイロンを滑らせたら、手首を返して外ハネ方向に。その後ろの髪も同じように外ハネに巻く。
(3) 上半分は内巻きにする。中間部分をはさんで、下までアイロンを通して。
(4) 毛先までいったら、手首を返して内巻きに。その後ろの髪も同じように内巻きに。
八木ちゃん:全部外ハネにしてしまうと、長さによっては少し古い感じになってしまうので、上半分は内巻きにするのがポイントです。ふんわり感も動きも出しやすいのでおすすめですよ。
(5) 前髪は上に持ち上げて、後ろ方向にアイロンを通す。
八木ちゃん:最後に、顔周りの毛束を少しとって、後ろ方向に流すように巻いて完成です。
(6) フェイスラインの毛を、後ろに向かって流すようにアイロンを通す。
ぱっと顔立ちが明るく見える、華やかなミックス巻きの完成!
さとゆみ:こちらは一気に華やいだ印象ですよね。これがストレートアイロンでつくれるなんていいな!
八木ちゃん:これから、「スタイリングにストレートアイロン」もぜひ、選択肢に入れてくださいね。
<撮影/林絋輝 モデル/工藤はるみ 取材・文/佐藤友美>
●教えてくれた人
1976年北海道知床半島生まれ。日本初のヘアライター&エディター。「美容師以上に髪の見せ方を知っている」とプロも認める存在。歯切れのいい解説で、テレビ、ラジオ番組などで活躍。著書に『女の運命は髪で変わる
』(サンマーク出版)、『女は、髪と、生きていく
』(幻冬舎)
1979年静岡県藤枝市生まれ。人気ヘアサロンMINX銀座店
の美容師。自宅での手入れが簡単で、個性を引き出すヘアスタイルが得意。悩める大人女性へのアドバイスや提案が適切で、MINXの中でも絶大な人気を誇る。国内外セミナー、TV出演、アート雑誌の連載等活躍は多岐に渡る。
「ちょっとした巻き感やカールは、ストレートアイロンでつくるのがおすすめです」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さん。
ストレートアイロンなら初心者でも簡単に巻き髪がつくれる
毛先のカールもラクラク!ストレートアイロンが便利すぎる
さとゆみ:今日はストレートアイロンでスタイリングする方法を教えてもらいます!
八木ちゃん:ヘアスタイルにもよるのですが、カール用のアイロンでスタイリングするよりも、ストレートアイロンでスタイリングする方が簡単だったりするんです。
さとゆみ:じつは、ヘアスタイルの撮影現場でも、ちょっとした巻き感やカールは、ストレートアイロンでつくっていることが多いんですよね。
八木ちゃん:ストレートアイロンは、熱が入る部分が内側なので、カールアイロンにありがちな、首やおでこを火傷したりすることも少なく、アイロン初心者さんにもおすすめですよ。
さとゆみ:たしかにー。いまは、家ごもりでなかなか外にも出かけられないけれど、そんな時期だから、スタイリングの練習するにはもってこいですね。
八木ちゃん:ストレートアイロンを選ぶ際は、形に注目を。
はさむ部分が角ばっていると、髪がカクッと折れやすいので、今回使用しているタイプのように丸いタイプがおすすめです。
・使用したのはLAVIEL(ラビエル)のストレートアイロン(LV‐S01) 5478円(税込)
●内巻きスタイルは、ふんわり優しく毛先の先までつやつやに
八木ちゃん:まずは、基本の内巻きから覚えましょう。
こちらはBefore。このままでもいいけれど、ストレートアイロンで巻くと毛先のまとまりがガラッと変わります。
八木ちゃん:髪の量にもよりますが、だいたい全体を8か所くらいに分けて巻く感じでいきましょう。
最初に髪全体を左右に分け、左の髪を上と下に分けて、ダッカール(髪をとめるクリップ)で上半分をとめておきます。下半分をさらに、前と後ろに分けて、前から巻いていきます。中間から毛先に向かって、ゆっくりアイロンを通し、毛先部分は手首を返すようにして内巻きにします。
(1) 中間部分をアイロンではさむ。
(2) 中間から毛先に向かって、ゆっくりアイロンを通す。
(3) 毛先まで到達したら、手首を返すようにして内巻きに。後ろの髪も同じように内巻きにする。
八木ちゃん:次に、上の髪も内巻きに巻いていきます。
(4) ダッカールを外して、上の髪も同じように中間からゆっくりアイロンを滑らせて内巻きに。その後ろの髪も同じように巻く。
八木ちゃん:前髪は、一度上に立ち上げるように後ろ側に向かってアイロンを通してから、指で流すと、毛先にきれいなカールがつきます。
(5) 前髪の中間から毛先にアイロンを通す。
さとゆみ:前髪を上に持ち上げて、アイロンを後ろ側に向かって通すことで、毛先にほんのり流れるようなカールがつくんですね。
毛先までつやつやの内巻きスタイリングが完成!
八木ちゃん:仕上がり、毛先までまとまりがあって、若々しい印象ですよね。ドライヤーでのブローやカールアイロン使ってのスタイリングよりも、簡単にできるので、ぜひトライしてください。
●外ハネミックスにすると、動きがあり華やかな印象に
さとゆみ:外ハネも基本は同じ感じですよね。
八木ちゃん:上下に分けたときの、下部分を外方向に巻くところ以外は同じです。
(1) 上下に髪を分け、下の前半分にアイロンを通す。中間部分をはさんで滑らせるように。
(2) 毛先までアイロンを滑らせたら、手首を返して外ハネ方向に。その後ろの髪も同じように外ハネに巻く。
(3) 上半分は内巻きにする。中間部分をはさんで、下までアイロンを通して。
(4) 毛先までいったら、手首を返して内巻きに。その後ろの髪も同じように内巻きに。
八木ちゃん:全部外ハネにしてしまうと、長さによっては少し古い感じになってしまうので、上半分は内巻きにするのがポイントです。ふんわり感も動きも出しやすいのでおすすめですよ。
(5) 前髪は上に持ち上げて、後ろ方向にアイロンを通す。
八木ちゃん:最後に、顔周りの毛束を少しとって、後ろ方向に流すように巻いて完成です。
(6) フェイスラインの毛を、後ろに向かって流すようにアイロンを通す。
ぱっと顔立ちが明るく見える、華やかなミックス巻きの完成!
さとゆみ:こちらは一気に華やいだ印象ですよね。これがストレートアイロンでつくれるなんていいな!
八木ちゃん:これから、「スタイリングにストレートアイロン」もぜひ、選択肢に入れてくださいね。
<撮影/林絋輝 モデル/工藤はるみ 取材・文/佐藤友美>
●教えてくれた人
【佐藤友美さん】
1976年北海道知床半島生まれ。日本初のヘアライター&エディター。「美容師以上に髪の見せ方を知っている」とプロも認める存在。歯切れのいい解説で、テレビ、ラジオ番組などで活躍。著書に『女の運命は髪で変わる
』(サンマーク出版)、『女は、髪と、生きていく
』(幻冬舎)
【八木花子さん】
1979年静岡県藤枝市生まれ。人気ヘアサロンMINX銀座店
の美容師。自宅での手入れが簡単で、個性を引き出すヘアスタイルが得意。悩める大人女性へのアドバイスや提案が適切で、MINXの中でも絶大な人気を誇る。国内外セミナー、TV出演、アート雑誌の連載等活躍は多岐に渡る。