アロマオイルでリラックス。王道的人気「ラベンダー」の使い方と注意点
自然療法のひとつアロマテラピー。不思議なもので、心地いい香りは、かぐだけで疲れた心身をリラックスさせてくれますよね。
ここではアロマテラピーのアドバイザー資格をもつ高田舞子さんに、精油の代表、ラベンダー油のさまざまな使い方を紹介してもらいました。
ラベンダーの精油のおすすめの使い方
今やお店にはたくさんのアロマ関連商品が並んでおり、プレゼントでもらう機会もあるかもしれません。ですが、その使い方を十分に知っている方は少ないのではないでしょうか。
アロマテラピーにおける注意点と、王道的人気のラベンダーオイルの使い方をお伝えします。
アロマテラピーという言葉を聞いたことのない人は少ないと思いますが、「アロマ=香り=おしゃれな雑貨」的感覚の方が多いのも事実。精油(エッセンシャルオイル)は植物の成分が凝縮されており、さまざまな薬理作用があります。その使い方には十分に注意が必要です。
・原液を直接肌にはつけない。必ず希釈して使う。
・高齢者、乳幼児、アレルギー体質や基礎疾患のある方、妊婦の方は十分に注意する。使えない精油もある。
・日光や熱、温度変化のある場所や火気のある場所は避け保管する。
・室内芳香以外の用途には複数の精油をブレンドして使わない。
注意点を理解したうえで、暮らしに香りをとりいれてみたい! という方。思った以上に種類が多くて、なにを買えばいいかわからない…なんてこともあるかもしれません。
まずは好きな香りをひとつもつことがベストですが、それでも迷う方はやっぱり王道のラベンダーです。ラベンダーはフランスでも万能油として広く愛されており、子どもや高齢者にも使いやすい安全な精油です(ただし、子宮に働きかける作用があるので、妊婦の方は使用を避けてください)。
そのすがすがしい甘い香りは心身のバランスをとり、疲労を回復させる効果があります。
そこで、ラベンダー精油の使い方をいくつかご紹介!
(1) アロマディフューザーで香らせる
室内芳香は香りに包まれるうえ、空間を浄化します。
(2) ディフューザーがない場合は、マグカップ1杯の熱湯に1滴垂らす
蒸気と共にラベンダーの香りが漂います。ゆっくり吸入すると落ち着きます。このとき、目に蒸気が入らないよう目をつむるなどしてください。
(3) ルームスプレーを寝室に
精製水に1%の濃度でスプレーをつくり(50mlに対し10滴)部屋や枕にスプレーします。
リラックスや安眠を促す効果があります。オレンジ油とブレンドするのもおすすめ!
(4) アロマバスでリラックス
浴槽に精油を3滴垂らします。香りが湯気と共に浴室内に充満し、とてもリラックスできます。
なお、精油はお湯や水には溶けません。ルームスプレーは少量のエタノール(精製水に対し10%程度)、アロマバスは少量のオイル(5‐10ml)で希釈してから混ぜることをおすすめします。
もし直接お湯や水に混ぜた場合、ルームスプレーは使う前によく振ること、フットバスやアロマバスはよく混ぜてから浸かってください。
香り成分は鼻腔を通り、脳にダイレクトに伝わります。その匂いの違いによって、私たちはリラックスすることもあれば、命の危険を感じることもあります。嗅覚は私たちが生きていくうえで重要な機能であり、香りをかぐことで気持ちが解放され、なにかに包まれるような感覚を覚えるのは、理性ではなく本能的なことだと思えますよね。
香りの代表、精油。精油は香るだけでなく幾通りにも使える万能アイテムです。
使い方に注意しながら、私たちの健康や暮らしの質を向上させてみませんか。
●教えてくれた人
ライフオーガナイザー1級、フランス政府認定アロマテラピー協会日本支部アミーアロマジャポンのアドバイザー。ブログ「Cotton Style
」では暮らしに役立つ情報を配信している
ここではアロマテラピーのアドバイザー資格をもつ高田舞子さんに、精油の代表、ラベンダー油のさまざまな使い方を紹介してもらいました。
ラベンダーの精油のおすすめの使い方
アロマオイルの代表格。ラベンダー油の使い方
今やお店にはたくさんのアロマ関連商品が並んでおり、プレゼントでもらう機会もあるかもしれません。ですが、その使い方を十分に知っている方は少ないのではないでしょうか。
アロマテラピーにおける注意点と、王道的人気のラベンダーオイルの使い方をお伝えします。
●植物の化学成分が凝縮されたエッセンシャルオイル。使い方には注意が必要!
アロマテラピーという言葉を聞いたことのない人は少ないと思いますが、「アロマ=香り=おしゃれな雑貨」的感覚の方が多いのも事実。精油(エッセンシャルオイル)は植物の成分が凝縮されており、さまざまな薬理作用があります。その使い方には十分に注意が必要です。
●取り扱い、使い方の注意点
・原液を直接肌にはつけない。必ず希釈して使う。
・高齢者、乳幼児、アレルギー体質や基礎疾患のある方、妊婦の方は十分に注意する。使えない精油もある。
・日光や熱、温度変化のある場所や火気のある場所は避け保管する。
・室内芳香以外の用途には複数の精油をブレンドして使わない。
●使える精油はやっぱりまずはラベンダー!
注意点を理解したうえで、暮らしに香りをとりいれてみたい! という方。思った以上に種類が多くて、なにを買えばいいかわからない…なんてこともあるかもしれません。
まずは好きな香りをひとつもつことがベストですが、それでも迷う方はやっぱり王道のラベンダーです。ラベンダーはフランスでも万能油として広く愛されており、子どもや高齢者にも使いやすい安全な精油です(ただし、子宮に働きかける作用があるので、妊婦の方は使用を避けてください)。
そのすがすがしい甘い香りは心身のバランスをとり、疲労を回復させる効果があります。
そこで、ラベンダー精油の使い方をいくつかご紹介!
(1) アロマディフューザーで香らせる
室内芳香は香りに包まれるうえ、空間を浄化します。
(2) ディフューザーがない場合は、マグカップ1杯の熱湯に1滴垂らす
蒸気と共にラベンダーの香りが漂います。ゆっくり吸入すると落ち着きます。このとき、目に蒸気が入らないよう目をつむるなどしてください。
(3) ルームスプレーを寝室に
精製水に1%の濃度でスプレーをつくり(50mlに対し10滴)部屋や枕にスプレーします。
リラックスや安眠を促す効果があります。オレンジ油とブレンドするのもおすすめ!
(4) アロマバスでリラックス
浴槽に精油を3滴垂らします。香りが湯気と共に浴室内に充満し、とてもリラックスできます。
なお、精油はお湯や水には溶けません。ルームスプレーは少量のエタノール(精製水に対し10%程度)、アロマバスは少量のオイル(5‐10ml)で希釈してから混ぜることをおすすめします。
もし直接お湯や水に混ぜた場合、ルームスプレーは使う前によく振ること、フットバスやアロマバスはよく混ぜてから浸かってください。
香り成分は鼻腔を通り、脳にダイレクトに伝わります。その匂いの違いによって、私たちはリラックスすることもあれば、命の危険を感じることもあります。嗅覚は私たちが生きていくうえで重要な機能であり、香りをかぐことで気持ちが解放され、なにかに包まれるような感覚を覚えるのは、理性ではなく本能的なことだと思えますよね。
香りの代表、精油。精油は香るだけでなく幾通りにも使える万能アイテムです。
使い方に注意しながら、私たちの健康や暮らしの質を向上させてみませんか。
●教えてくれた人
【高田舞子さん】
ライフオーガナイザー1級、フランス政府認定アロマテラピー協会日本支部アミーアロマジャポンのアドバイザー。ブログ「Cotton Style
」では暮らしに役立つ情報を配信している