冬の風邪、つらいですよね。今年は感染症も心配ですし、例年にも増して健康な体を心がけたいものです。そこで紹介したいのが、免疫力アップに効果的な「きくち体操」。ラクな姿勢で健康な体が手に入ると人気です。ぜひトライしてみて!

寝る前に行うと睡眠の質が高まる!「寝たまま全身ゆらゆら」体操



「形や回数は気にせず、脳で自分の体を意識して動かすこと」がきくち体操のポイント。なんとなく体を動かすのではなく、使う筋肉に意識を向けることが大切。どれだけ意識を向けられるかで、効果が大きく変わります。

●1:あおむけに寝て手と脚を伸ばす




上下にグーッ! と伸ばす

腕は上げ、脚を伸ばしてあおむけに寝る。伸びをするように、グーッと全身を伸ばす。

●2:全身の筋肉をゆるめてゆらす




体全体をゆらゆらとゆすって、腕、頭、顔、首、おなか、お尻、脚など、パーツごとに意識しながら体をすべてゆるめて力を抜いていく。そのまま眠ってもOK!

腸や肺、血管など、内臓も全部、意識してゆるめていきます。
免疫力を高めて、ひとつしかない大切な自分の体を病気から守りましょう!

※妊娠中やその可能性のある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐに中断してください。

●教えてくれた人
【菊池和子さん】



1934年生まれ。体育教師を経て、心と体、脳のつながりに着目した「きくち体操」を創始。メディアで話題を呼び、86歳の今も現役で指導を行っている。著書も多数。「ネットできくち体操」
では、きくち体操が教室で行ってきた授業を、インターネットで動画配信。家にいながら、自分のペースで受講可能に

<撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>