家にいる時間が長い今、“おこもり美容”してみませんか? 自分自身を慈しむ時間は、がんばった自分へのプレゼント。
美容家の神崎恵さんに、輝くすっぴんを取り戻す集中スキンケア方法を教わりました。


神崎恵さん

おうち時間をキレイ更新のチャンスにして!神崎恵さんの自宅ケア



「普段は忙しくて見ないふりをしてしまっている、顔やボディの気になる箇所。そういった部分を集中的にケアしてあげると、手をかけていなかった分、効果が実感できるんです。肌状態がポンと上がれば、必然的にその状態をキープしたくなるもの」

とはいえ、がんばりすぎはNGと、神崎さん。

「気持ちがピリピリしていたら、いくら効果の高い化粧品を使ったとしてもキレイにはなれません。心の状態は、肌に大きな影響を与えます。キャンドルを灯したり、香り高いコスメを使ったりしながら、心穏やかに、ゆったりと自分の肌を慈しんでくださいね」

1:歯みがきのついでにほうれい線ケア!歯ブラシで内側からマッサージ




歯ブラシの柄を上から下へ動かして、頬全体をほぐしていきます。痛みを感じなくなったら、コリがほぐれたサイン。小顔効果も期待できます。

2:スキンケアの前や最中にくすみ+むくみケア。顔〜デコルテマッサージ



肌の巡りをよくする神崎流マッサージ。摩擦を防ぐため、必ずクリームやオイルをたっぷり塗って行いましょう。

(1) 顔の中心から耳の前に向けて老廃物を流す


指で軽く圧をかけながら、顔の中心から耳の前にあるリンパ節に向けて、引き上げるように指を滑らせ、老廃物を流していきます。あごからスタートし、頬、目の下と、痛みを感じる箇所がなくなるまで行って。

(2) 生え際に向けて指を滑らせる


眉の上から髪の生え際に向けて、軽く圧をかけながら指を滑らせましょう。このとき、つまっているものを押し流すようなイメージで。全体的に額を引き上げたら、生え際に沿って耳の前まで指を滑らせます。

(3) 耳の後ろから肩先まで流す


耳の後ろにあるくぼみに指を滑らせたあと、指で軽く圧をかけながら、首の横をとおり、肩先まで流します。これも痛みを感じる箇所がなくなるまで行って。

(4) 目元プッシュで瞳リフレッシュ


眼球の周りの骨を、目頭から目尻に向かって中指と薬指を使って優しくプッシュ。1か所につき3秒ほど時間をかけて押し、凝り固まった目の周りの筋肉をゆっくりほぐしていきましょう。

<撮影/天日恵美子 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【神崎恵さん】



美容家。3人の息子を育てる母。スキンケア、ボディケア、ヘアケアなど、神崎さんが実践している自分みがきのメソッドを網羅した最新刊『神崎CARE
』(ワニブックス刊)が発売中