冬の白菜はとくに甘味とみずみずしさに優れ、さまざまな調理法でおいしさを味わえます。
今回、共働き料理家のぐっち夫婦が教えてくれたのは、そんな白菜を肉団子のタネと具材の両方で楽しむ、煮込みレシピ。
ホッとする味つけにユズコショウがアクセントとなり、心も体も温まること請け合いです。

冬の優秀食材・白菜を、肉団子のタネにも入れておいしく使いきるレシピ



肉ダネに入れたジューシーな白菜と、くたくたに煮込んだ白菜でWのおいしさ!


●白菜と鶏団子のユズコショウ煮




白菜と鶏団子のユズコショウ煮

優しい甘さとピリッとした辛味が絶妙なハーモニー。



【材料(4人分)】

・白菜 1/8個(300g)

・鶏ひき肉 300g

・A[ショウガ(みじん切り)1かけ しょうゆ、酒各大さじ1 ユズコショウ少し 片栗粉大さじ1]

・B[水4カップ 顆粒鶏ガラスープの素大さじ1]

・塩、コショウ 各少し

・ゴマ油(好みで) 大さじ1/2

【つくり方】

(1) 白菜1枚は細切りにし、塩少し(分量外)をもみ込む。残りはひと口大のざく切りにする。



(2) ポリ袋にひき肉を入れ、Aと(1)の細切りの白菜を加えて混ぜ合わせる。



(3) 鍋にB、(1)の残りの白菜を加えて中火にかける。白菜がやわらかくなってきたら、(2)をスプーンなどでひと口大に丸めて加える。フタをして弱火にし、10分ほど煮込んで塩、コショウで味をととのえ、ゴマ油を回しかける。煮汁ごと器に盛っていただく。



[1人分153kcal]




<ポイント>


白菜の塩もみは肉ダネに加え、食感とジューシーさを出す。残りは具材として煮て、くたくたのおいしさを楽しみます。

<撮影/山川修一 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【ぐっち夫婦】



Tatsuya、SHINOからなる夫婦料理家ユニット。共働き夫婦で料理家、SHINOは栄養士の資格ももつ。インスタグラム(@gucci_fuufu
)やホームページ「ぐっち夫婦の今日なにたべよう?
」で日々の料理が楽しくおいしくなるアイデアを発信している。新刊『ぐっち夫婦の下味冷凍で毎日すぐできごはん
』(扶桑社刊)が発売中。