腸内環境を整えると、体内に入ってきたウイルスや菌を、腸内の免疫細胞が撃退してくれる効果があります。この冬はとくに注目したい「腸活」のためには、発酵食品を積極的にとるのがポイントです。
でも、体によくても毎日食べると飽きてしまうことも…。そこで、飽きずに続けられるコツを、料理研究家&管理栄養士の金丸絵里加さんに教えてもらいました。

発酵食品は調味料代わりに使うと便利。鶏胸肉の腸活レシピ



肉や魚は、発酵食品の甘酒やヨーグルトに漬けると、やわらかくもなって一石二鳥。オススメのレシピを紹介します。

●鶏胸肉の甘酒漬け焼き




鶏胸肉の甘酒漬け焼き

【材料とつくり方(4人分)】

(1) 鶏胸肉2枚(400g)は、1枚ずつポリ袋に入れる。甘酒(2倍濃縮)大さじ8、塩小さじ1を1枚につき1/2量ずつ順に加えて、袋の上からもみ込む。冷蔵庫に入れて、1時間以上漬ける。

(2) (1)の汁気をぬぐい、粗びきコショウ(黒)少しをふる。フライパンにオリーブオイル大さじ1を弱めの中火で熱し、鶏肉の皮目を下にして並べ入れ、焼き色がつくまで両面を焼く。水1/4カップをふり入れ、フタをして弱火で6〜7分ほど蒸し焼きにする。

(3) 汁気が出るようなら、フタを取って汁気が飛ぶまで強めの中火で焼く。ひと口大に切って器に盛り、ベビーリーフ適量を添える。

[1人分221kcal]

ほかにも、ヨーグルトにカレー粉を加えるとタンドリー風に。みそ汁にチーズや甘酒を加えると、味の変化が楽しめます。ぜひ試してみてください。

<撮影/山川修一 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【金丸絵里加さん】



料理研究家、管理栄養士。日々の暮らしに役立つ、手軽で健康的なレシピが好評。著書に『夫婦ふたりの健康を守る! シニアごはん
』(エイ出版社刊)など