ひろゆき氏のツイッターより https://twitter.com/hiroyuki_ni

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 実業家のひろゆきこと西村博之氏が、新型コロナウイルスの海外由来の変異種の、日本国内の蔓延に関して持論を述べた。1月11日のツイッターで、東京で男女3人の変異種感染が確認され、そのうち2人が英国から到着後陽性が判明した者と会食していたというニュースにコメントする形で、「イギリスから変異株を持ち込んだ人が、待機中に会食して、二人に感染させてるんですよね。。日本人でこれなんだから、外国人入れたらどうなるか、、と。」と書き込んだ。これには「『自宅に帰っていい』からダメなんです。監視もいない。出歩くに決まってます!」「ホテルで隔離し、部屋から出さないにしないから、この結果!」とそのものズバリな現状を指摘するコメントが聞かれた。

 ひろゆき氏は続けて、「たまたまわかったからニュースになっただけで、他にも会食なり公共交通機関利用なりしてるだろうし、都内には自覚のないイギリス変異株の感染者がすでにうろうろしてると考えるほうが妥当な気がしますよ」と確認し、改めて「GOTOトラベル再開とかマジで止めたほうがいいです」と警鐘を鳴らした。この書き込みを受け、ネット上では「激しく同意」「GOTOとか五輪とかやる気満々で進めているようだけど、中止するという最悪のことも想定して動くのが優秀な人だと思うのだけど」といった共感の声が聞かれた。一方で、「経営破綻して命を落とす方はどう対応するべきですか?」といった異論も聞かれた。

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 ひろゆき氏はかねてより「GOTO」キャンペーンには批判的な立場を取り、飲食店の営業に関しても、補償付きの営業停止などを提言している。ひろゆき氏の今回の「GOTO」に関する書き込みに関しても、「GOTO再開すると言っておいて、再開しないのが一番旅行者が減ると思います。みんな何となく損したくないから。GOTO中止と言い切れば割引諦めて旅行する人が増える予感しかしない」といった意見が見られた。

 やはり、現在の喫緊の課題は、変異種にどう対応していくかというものだろうが、海外からの帰国者や入国者に、厳しい行動制限や監視を付けない日本の水際対策の甘さをひろゆき氏は指摘していると言える。「イギリス変異株の感染者がすでにうろうろしてる」というひろゆき氏の危惧が現実のものにならないことを願うばかりだ。

記事内の引用について
ひろゆき氏のツイッターより https://twitter.com/hirox246