ヘタフェへの移籍が決定した久保。苦しむチームの救世主となるか。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

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 現地時間1月8日、ラ・リーガ1部のヘタフェは、レアル・マドリーからビジャレアルにレンタルされていた久保建英を、今シーズン終了までの期限付で獲得することを発表した。

 昨シーズンのマジョルカでの活躍が評価された久保は、引く手あまたのなか、今シーズンのヨーロッパリーグへ出場する強豪のビジャレアルへとステップアップを果たした。

 しかし、ウナイ・エメリ監督の確固たる信頼は掴めず、リーガでは出場13試合中先発は2度だけで、終盤からの投入がほとんど。下部組織上がりのジェレミ・ピノらの台頭でさらに序列が下がったタイミングでヘタフェからレンタルのオファーがあったため、移籍を決断した。

 2017-18シーズンの昇格以来、8位、5位、8位とひと桁順位をキープし、ホセ・ボルダラス監督の下で躍進を続けてきたヘタフェは、しかし今シーズンは暫定16位と低迷。指揮官は攻撃で違いを作り出せる久保の獲得を熱望していたという。

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 そんなタケの加入をヘタフェのファンも概ね歓迎しているようだ。移籍決定を伝えるヘタフェの公式ツイッターには、次のようなコメントが続々と寄せられている。

「ようこそクボ」
「これはいい契約だ」
「クボ、頑張ってくれ」
「本物の宝石だ。クボの魔法を楽しむ時間が始まる」
「エメリよ、ありがとう」
「みんな彼のプレーを楽しむはずだ」
「タケは絶対成功する」

 残留争いに巻き込まれたヘタフェの救世主となるか。19歳の新たな挑戦が始まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部