協力プレイもOK!3D消火アクション『Firefighting Simulator-The Squad』:発掘!インディゲーム+
ゲームタイトル配信プラットフォーム「Steam」でプレイ可能な作品の中から、”今話題の人気作”や”ツッコミ必至の珍作”まで、見逃し厳禁のおすすめインディーゲームをピックアップ!今回ご紹介するのは『Firefighting Simulator - The Squad』です。
→Firefighting Simulator - The Squad(Steam)
発掘!名作ゲーム 連載一覧
緊急出動!火災現場にかけつけろ
『Firefighting Simulator - The Squad』は、Chronos Unterhaltungssoftwareが開発を手掛けた3Dアクションシミュレーターです。プレイヤーが操作するのは火災から人々を救う消防団の隊員。迅速な消火活動を心がけ、知恵と勇気溢れる消防士として名を刻みましょう。
本作の基本的な流れは「火災現場へ急行→家屋内へ突入→逃げ遅れた人々の救助→火元の消火」となっており、全工程を通して素早い行動が求められます。細かい手順が多い反面、人命のかかった任務に立ち会う緊張感は中々のもの。またゲーム作品ゆえにある程度のデフォルメはされているものの、シミュレーターらしく細部の表現は丁寧に描写されています。
ゲームの基本的な流れ
メインメニューからミッションを請け負うとゲーム開始。火災現場へ消防車両で駆けつけたあと、いよいよ家屋内へ突入していきます。ただし闇雲に突っ込むのではなく、まずは被害状況を目視で確認するのがポイント。火元の数や勢いが分かっていれば、後ほどノズルで消火する際に効率よく実行へ移せます。
家屋ごとに内部構造が違うのはもちろん、何らかの障害によって通行不能な場所も存在します。そんな時は適宜ツールを持ち替え、何とか突破できないか試行錯誤してみましょう。例えば鍵のかかったドアの場合、バールを利用して強引にこじ開けることもできます。
人命救助は最重要事項の一つ。負傷等によって自力で動けない人がいる場合は、担ぎ上げて車両付近の救急ベッドまで搬送してください。担ぎ上げ中は移動スピードが低下するため、火元の勢いが弱い場所を通って安全を確保するのを忘れずに。
要救助者を運び出した後は大掛かりな消火へ移行。ノズルを構えて任意の方向へ放水を行いましょう。より素早く火を消したいなら、グレーの火元アイコンへ重点的に水を当てること。ノズルを振り回すのではなく、個々の火元を潰すように放水を続けるのがコツです。
火災被害を最小限に食い止めるためには何よりもチームワークが重要。分担作業を徹底すれば、1人で臨むよりも最小の時間で結果が得られます。分隊員を任意の場所まで歩かせる移動コマンド等を状況によって使い分け、なるべく手順を効率化しましょう。
分隊員はプレイヤーの指示によって行動し、火元が近い場合はノズルを持って自動的に放水を始めます。プレイヤーと一緒に隣接した火元を鎮める以外にも、距離の離れた火元へ分隊員を向かわせて鎮火させる等、移動コマンドと組み合わせることも可能です。
「障害を取り除いて突入したいけど、そのための道具を車両まで取りに帰らないといけない」。そんな時は車両付近の分隊員に指示を出し、プレイヤーの代わりに道具を使ってもらいましょう。その際、障害と対応する道具を各隊員(自身を含む)にもたせておくと、道具を持ち替えずともあらゆるシチュエーションに対処できます。
『Firefighting Simulator-The Squad』は、3Dアクションを通して”火災の恐怖”を我々に教えてくれるだけでなく、”火災に立ち向かう消防士の姿”も肌感覚で体験できます。マルチプレイ機能も搭載しているので、プレイヤーを集めればリアルタイムで協力しながらの消火活動も可能。燃えるレスキュースピリットを秘めたる方は、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
→Firefighting Simulator - The Squad(Steam)