吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。11月21日(土)の放送では、「宮田織物」代表の吉開(よしがい)ひとみさんに、「綿入りはんてん」についてお話を伺いました。


1913年創業の老舗が誇る「綿入りはんてん」



日本で古くから愛されている冬の羽織もの「はんてん」。

“着るおふとん”とも呼ばれる「綿入りはんてん」のほとんどが、福岡県筑後地方で作られています。

最盛期は、昭和の終わりから平成の初め。産地全体で、年間およそ250万枚を作っていましたが、その後、フリースブームが到来。はんてんの生産量は減少していきました。

ところが、いま、これまでのイメージを覆すようなオシャレなデザインのはんてんが、次々と生まれています。


ペアで着るのもおすすめ!



作っているのは、創業100年を超える木綿織物の会社「宮田織物」。

糸選びから、布地のデザイン、布地織り、縫製まで、すべて自社生産にこだわり、熟練の職人さんが、1枚1枚手作業で仕上げていきます。

「綿を入れるときに、綿を1枚1枚、手で入れていくんですね。そのあと、1針1針、手で縫っていくんです。ふっくらしたまま長持ちするように、しかも綿が均一になるようにしているんですね」と吉開さん。


一つひとつ丹精を込めた手作業



「宮田織物」が追求するのは、究極の暖かさ。そのポイントは、綿の入れ方にあると言います。

「綿の方向も、縦と横があるんです。背中とかは、方向を変えながら塩梅を見て、工夫して綿を入れていきます。それが暖かさの理由だと思います。うちは、この作り方を変えずに55年目ですね」


「宮田織物」自慢の暖かさ



懐かしくて新しい「宮田織物」の綿入りはんてん。フリーサイズなので、お父さんやお母さんをはじめ、おじいちゃんやおばあちゃんへの贈り物にも最適です。

夫婦や親子でペア、というのも、気持ちがほっこりして楽しいですね。

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聴取期限 2020年11月29日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55〜14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/miraizukan/