この道一筋に力を尽くしてきた人に贈られる秋の叙勲が3日、発表され、県内からは51人が受章しました。

今回は政治や企業経営などでの功績をたたえる旭日章を18人、公共の仕事に長年にわたり携わり功績を挙げた人に贈られる瑞宝章を33人が受章しました。

このうち宇都宮市のビル総合メンテナンス会社大高商事を設立し、県ビルメンテナンス協会会長を務めた高橋 和夫さん(76)は、旭日双光章を受章しました。

ビルメンテナンス業という裏方の立場で地域の企業や施設を支えるだけでなく、産学官共同研究による製品開発や施設の指定管理に携わるなど幅広く活動することで地域貢献をしたいと話します。

また給食の配送や学童保育といった未来を担う子どもたちにかかわる事業も手掛けます。