春の高校バレー栃木県大会の決勝が1日に行われ男女の代表が決まりました。

今年度最初で最後の公式大会で決勝戦も観客は各校50人限定。それでも全国への道が開かれた大会で高校生が躍動しました。

男子は「最強チーム」の呼び声高かった足利大附属が高さとパワーで第1セットを取れば。対する作新学院も伝統の固い守りで一歩も引かず第2セットを奪うという、まさに意地のぶつかり合い。

最後は足利大附属が粘る作新を振り切って40回の節目の全国大会出場を決めました。

女子は「女王」國學院栃木がコンビバレーを展開して第1セットを取ります。対する宇都宮中央女子は、史上最も多い6人の3年生がこの大会に残り全国出場への執念を最後まで燃やします。

しかし國學院栃木は、川島、鈴木、大根田など、多彩な攻めで宇都宮中央女子をかわし、男女を通じて全国で最も長い34年連続の選手権出場を決めました。

全国大会は来年1月5日開幕し、3年ぶりに東京体育館で行われます。