真岡市の観光施設が31日、最後の営業日を迎え、別れを惜しむ客でにぎわいました。

真岡市東郷の「真岡りす村ふれあいの里」は、真岡鐡道の沿線を盛りあげようとSLの運行が復活した翌年の1995年に開園しました。

シマリスやモルモットなど、およそ300匹を飼育し、動物と触れ合える体験で訪れた人を楽しませてきました。

しかし今年の春以降、新型コロナウイルスの影響などで来園者の数が激減し、経営陣も高齢になったことから31日で25年の歴史に幕を下ろすことになりました。

現在いる動物は今後、宇都宮動物園に譲る方向で調整を進めているということです。

訪れた人たちは、可愛い動物たちと触れ合いながら、地域を盛り上げてくれた場所との別れを惜しんでいました。