先月、イチゴの生産組織が統合し、県内2番目の規模のいちご部会ができた「JAしもつけ」で26日、とちおとめが今シーズン初めて出荷されました。

栃木市と壬生町でつくるJAしもつけの集荷場に持ち込まれたのは、栃木市の青木 實さんや寺内 崇浩さんなど、7人の生産者が育てた今シーズン最初のとちおとめ、およそ300パックです。

集荷場では、JAの職員が丁寧に品質をチェックして、東京方面に出荷する準備をしました。

生産者によりますと、今年は6月と7月の長雨や8月の高温に苦しめられましたが、ハウスの温度管理を徹底して対応したといいます。

さらに今月に入って気温が下がったため、シーズン最初から甘いイチゴができたということです。

JAしもつけでは先月、イチゴの生産組織が統合し生産者247人、栽培面積合計63ヘクタールと県内2番目の規模のいちご部会ができました

今シーズンの販売金額は、42億円を目標にしています。