県内の市長が地域の課題などを話し合う市長会議が21日、那須塩原市で開かれ、2022年に県内で行われるいちご一会とちぎ国体で新型コロナウイルス対策が必要になることから県に支援拡充を要望することを決めました。

会議には初参加となる7月に当選した小山市の浅野 正富市長など県内14の市長が出席しました。

この中で宇都宮市と足利市からは、2022年のいちご一会とちぎ国体について、県に会場となる市や町への支援の拡充を要望する議案が出されました。

国体を開催するにあたり新型コロナウイルスに対する万全の対策が必要不可欠なことから3密回避のための会場設営や衛生関係の物品の購入が新たに必要になるということです。

また会場ごとに対策が異なると大会関係者や来場者が混乱するおそれがあることから、統一的な対応を決めるよう求めています。

このほか新型コロナウイルスの影響を踏まえた公共交通機関への支援の見直しについてなど、合わせて11の要望と議案を県に提出することを決めました。