生産量日本一を誇る栃木県のイチゴをどのようにしてアピールしていくかを話し合う委員会が19日、宇都宮市で開かれ新品種の「とちあいか」を広報展開してくことなどを確認しました。

この「いちご王国プロモーション推進委員会」は、日本一を誇る栃木のイチゴの魅力を世界に発信しようと開かれているものです。

農業や観光関係者をはじめ市や町、マスコミなど、およそ70団体が参加しました。

会議では、県からAIなどの先端技術を活用した生産対策や人材の確保と育成、世界に向けた魅力の発信の3つを柱に取り組んでいく方針が示されました。

この中で、近々市場に出回る新品種「とちあいか」について、作りやすく食べやすいイチゴというコンセプトやその美味しさを広めるため、試食やマスコミを活用してプロモーションを展開していくことが説明されました。

イチゴは日本一の栃木県ですが、今年度の魅力度ランキングで初の最下位に沈み、委員会の会長を務める福田 富一知事は「最下位だからこそできることをやっていきたい」と意気込みました。