新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行でロックダウンが実施され、学校に通えず暇を持てあました12歳の少女が自宅のリノベーションに取り掛かりました。最初はおっかなびっくり作業していた少女ですが、次第にDIYに熱中し、限られたコストで次々に部屋を魔改造していると話題になっています。

•••Susie Levache•••(@bananashed_home) • Instagram写真と動画

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12-Year-Old Girl Redecorates Family Home In A Week For Just Around $125, And Here Are The Results | Bored Panda

https://www.boredpanda.com/impressive-cheap-home-transformation-susie-levache/

Girl, 12, transforms her family home in seven days for just £50 in between homeschooling | Daily Mail Online

https://www.dailymail.co.uk/femail/article-8288479/Girl-12-transforms-family-home-seven-days-just-50-homeschooling.html

もともとDIYが好きだったというイギリス・ケントに住むSusie Levacheさんは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のロックダウンで休校になり、退屈している娘のBeaさんに家のリノベーションを手伝ってもらうことにしました。最初、Beaさんはリノベーションの必要な場所の寸法を測定する程度だったのですが、徐々に夢中になり、本格的に家の改造に取り掛かることになったとのこと。

以下がBeaさんの手がけたリノベーションの一例。左側がリノベーション前のキッチンで、右がリノベーション後のキッチン。棚の色から床のデザインまで何もかもが変わっています。一方で、棚の上に置かれたバスケットは、よく色が変わっているだけと、リノベーション前の物が捨てられるのではなく、新しい形で再利用されていることがわかります。



椅子が置かれた部屋も様変わり。



廊下の扉は下半分が黒く塗られ……



ファッショナブルに。黒く塗られた分、飾られた花が映えます。



少し離れた場所から見るとこう。階段も同色に塗られており、額縁の色と相まって統一感があります。



最初は寸法を測る手伝いをする程度だったBeaさんですが、Susieさんが作業台の使い方や手のこぎりの使い方を見せると、自分でもやるように。



もともとDIYを好んで行っていたSusieさんの家には木材や塗料などがあったものの、ロックダウンに伴い多くのお店が閉まってしまい、物資は限られていました。塗料が足りないという問題に直面すると、Beaさんは全ての戸を同じ色に塗るのではなく、場所によって色を変えることを提案。



いったん戸棚の戸を外して下塗りした後に……



上の戸をピンク、下の戸をネイビーにカラーリング。



戸を再度棚に取りつけるBeaさん。



ネームタグも手作り。



バスケットに取り付けられます。



前から見るとこう。



最初は作業をこわごわ進めていたBeaさんですが、正しく道具を扱えば危険はないこと、そして「失敗しても大丈夫」と母親に伝えられたことで勢いを増し、別の部屋もリノベーション。木材に接着剤を塗って……



壁に貼り付けたあと、くぎで固定。



どんどん作業を進めます。



ピンク色に塗って……



最終的にはこんな感じに。



また、もともと水色だった壁に黒い塗料でステンシルしていき……



大胆なヒョウ柄に変えていきます。



壁には時計やポスターなどがかけられました。



ヒョウ柄に塗った場所は、こんな感じで壁の一面だけ。かなりインパクトのあるヒョウ柄ですが、全面に塗られているわけではないのと色の組みあわせとで、不思議としっくり落ち着いています。



タイルを測って並べて……



テーブルを改造。



モデルルームのような屋上のテラスに。



この屋上でも作業。やすりをかけたり……



スクリュードライバーで固定したり。



もともと木材や塗料が家に置いてあったこともあり、リノベーションにかかった費用は引き出しの取っ手などを含めて100〜150ドル(約1万600円〜1万6000円)程度だったとのこと。なお、家の部屋をいくつもリノベーションしたBeaさんですが、まだリノベーションは終わっていないとのことで、寝室を含め今後も改修を続けていくとのことです。