チアゴ・メンデス、ヴィトーリア・ギマランイス監督を辞任 今年7月に就任したばかり

写真拡大

ヴィトーリア・ギマランイスは8日、チアゴ・メンデス(39)の退任を発表した。

現役時代にブラガやベンフィカ、チェルシー、リヨン、ユベントス、アトレティコ・マドリーを渡り歩き、2016-2017シーズンを最後に現役を引退したチアゴ・メンデス氏。翌シーズンからディエゴ・シメオネ監督が率いるアトレティコでアシスタントコーチを務め、指導者転身を遂げると、今年7月からヴィトーリア・ギマランイスで監督キャリアをスタートさせたばかりだった。

そんなヴィトーリア・ギマランイスはプリメイラ・リーガ開幕から3試合を消化した現時点で1勝1分け1敗。代表ウィーク前最後の2日に行われた第3節のパソス・デ・フェレイラ戦で今季初白星を手にしたが、2022年までの契約でチームの監督を務めるチアゴ・メンデス氏は8日に辞任の申し出。声明のなかで「驚き」の姿勢を示したクラブは近く後任を発表すると伝えている。

なお、現役時代にポルトガル代表としても活躍したチアゴ・メンデス氏の早期辞任理由は定かになっていないが、一部のポルトガルメディアによれば、今夏の補強などを巡り、上層部と食い違いが生じたことが原因とみられる。