ラサール石井のツイッターより https://twitter.com/lasar141

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 ラサール石井が、10月8日のツイッターで『日刊ゲンダイ』(日刊現代)のコラムをアップし、ホリエモンこと堀江貴文氏の餃子店入店拒否騒動に端を発する、ネット炎上について苦言を呈した。ホリエモンを入店拒否した店には、いたずら電話などが殺到し休業に追い込まれた。

 ​>>餃子店とのトラブルで、ホリエモン「食べログとか罵詈雑言の嵐」「追い込んでるのはクソリプ勢とマスコミ」リプ抗戦続く<<​​​

 ホリエモンは餃子店の実名を公表したわけではないが、イニシャルなどから、すぐに店舗が特定されてしまった。ラサールはそれを特定の層だけに届くという意味で、「犬笛を吹く」という表現を使い、ネット炎上をけしかけているようなものではないかと指摘した。コラム内では「ホリエモン信者」という表現も使われている。さらに、ホリエモンに「謝罪はあって然るべき」と促し、「絶対謝らない」人たちとも批判している。

 ラサールとしては、餃子店を攻撃したネット民はもとより、あくまでも無関係を貫くホリエモンにも一定の責任はあるのではないかと言いたいのだろう。著名人の発言がもたらす影響力の問題がそこにはある。

 これには「ラサール嫌いだけど、これには同感するものがある」「確かに最終的に謝らない人は多いな」といった肯定的な声が聞かれた。ただ、ラサールにはアンチが多いため、「あんたも、ほかのタレント攻撃して炎上させてんじゃん」「どの口が言うんだ。自身の主義主張や思想に合わなければ、罵詈雑言を浴びせてるじゃないか」といった否定的な声も聞かれた。ラサールは左派、リベラル的なスタンスで知られ、安倍晋三元首相、橋下徹氏、つるの剛士などをツイッター上で批判して来たため、「ブーメラン」と見る声もあるのだろう。

 ただ、騒動が未だ収まってないネット炎上について、紙媒体で冷静な視点から記したことには一定の評価は生じているようだ。

記事内の引用について
ラサール石井のツイッターより https://twitter.com/lasar141