バイエルン・ミュンヘンも獲得を目指していたセルジーニョ・デストが、FCバルセロナへと移籍することが発表された。10ヶ月前にはオランダ代表ではなく米国代表を選択していた19才のDFは、今度は所属するクラブとしてもオランダを後にしスペインでのプレーを決断している。

 なおバルセロナではウルヴァーハンプトン・ワンダラーズへ3000万ユーロで売却したネルソン・セメドの穴埋めをして期待しているところであり、アヤックスに対しては移籍金として2000万ユーロが投じられた模様。

 右サイドバックを主戦場とするデストは、2012年にオランダの名門アヤックスの門をたたき、そこでプロとしての階段を駆け上がって昨年8月エメン戦でプロデビュー。それから37試合に出場してきた。
 
 なおバルセロナにとっては今夏の移籍市場において、ミラレム・ピャニッチ(30:ユベントス)、フランシスコ・トリンコン(スポルティング・ブラガ)、マテウス・フェルナンデス(22:パルメイラス)、ペドリ(17:ラス・パルマス)に続く、5人目の補強となる。